今回は、NXT入りしたオーストラリア女子三羽烏の1人で正統派アイドルレスラー
またの名を強化版ベラ・ツインズことジェシー・マッケイを特集します。

ケリー・スケーター対ジェシー・マッケイ(NHPW 10/6/12)
オーストラリア時代から盟友ケリーとの一戦。
展開的なアメスクの格好のマッケイですが、基本はしっかり出来ていて、ケリーと素早い攻防を見せています。
終盤がまだまだ弱いが、瞠るものは既に兼ね揃えています。



Shimmer王座戦
マディソン・イーグルス(c)対ジェシー・マッケイ対ニコール・マシューズ(PWWA 11/9/3)
オーストラリアで初めて行われるShimmer王座戦。
師匠でありタッグ・パートナーでありライバルであるイーグルスと、またライバル関係にあるニコール。
女子インディー界を背負って立つ3選手が集った3ウェイです。
そしてライバル同士が入っている3WAYということもあり、3人入り乱れての展開に。
素早いスポット回しの中にもハードな打撃を見せつつ、イーグルスに対して一瞬敵対しているマッケイとマシューズが共闘するなど
3人の関係性を組み入れているのは素晴らしい。テンポを持続させたまま終盤へ。
イーグルス×マッケイの鉄板の絡みにマシューズも場外ダイブなどインパクトのある動きで存在感をアピール。
女子の課題である終盤との色分けも気合で起き上がるシーンやビッグブーツの打ち合いでカバー。
最後まで3WAYを意識して切り札ヘルバウンド一閃。
インディの3WAYならではの独創性に3人のライバリティーを加えた素晴らしい一戦。
オーストラリアでも変わらず必見の好勝負を見せました。

浜田文子対ジェシー・マッケイ(SHIMMER 37 11/3/26)
時間設定が10分弱だったので序盤レスリングした後中盤を省略し、終盤へ。
浜田は華麗な畳み掛けを見せますが、マッケイも負けず劣らずの攻撃を見せ、
充実した打ち合いを演じました。
マッケイは、どう自分が見られているか理解しているし、
自分に合った長身を生かした見栄えの良い技を選んでいるので、若干の粗いところも気にならない。
ビッグブーツも絵になっている。
浜田の安定度はもちろんだがマッケイの充実度に感心させられた内容。
この試合時間でこの内容が出せるのは強い。