Masters of Pain参戦やTODにもアナウンスされ、出所後活動が活発にもなっているニック・ゲイジ。
そんなゲイジの特集としてまずはCZW初期~中期に行われた3試合をレビュー。

200 ライトチューブス・デスマッチ
ニック・ゲイジ対ワイフビーター(CZW 00/6/25)
初期のCZWから”妻殴り”ことワイフビーター対若きゲイジの200本蛍光灯デスマッチ。
この二人の組み合わせで、しかも妻殴りがいる中で導入のレスリングや上手い攻防なんてものはないが、
とにかく蛍光灯でシバキまくる。蛍光灯を叩きつけ、蛍光灯に叩きつける。
それだけだが、全て全力なので説得力は十分。
椅子等の凶器を使う時もフルスイングでシバく。
2人が出来る事は全力で行っているので清々しい。
最後も、この時のゲイジだからこその軽快なフロッグ・スプラッシュ on the テーブル&蛍光灯でしっかりと締めてきました。
旧世代らしい見事で凄惨なピュア・ヴァイオレンス。
好勝負です。

BJWデスマッチ王座戦-200本蛍光灯デスマッチ
ネイト・ヘイトレッド(c)(w/デューイ)対ニック・ゲイジ(CZW Respect 03/8/23)
ウルトラヴァイオレント。蛍光灯200本を10分位でほぼ使い切るのだからその名に相応しい物量です。
只この試合は一方的過ぎる。互いに蛍光灯でしばいて終わるだけ。
いくら蛍光灯を使ってもチェーン数が少なすぎる。
野外ですし、オールドCZWの雰囲気を味わえる貴重な試合ですが、最後もHI=V軍の乱入で幕なので完成度としては物足りなさが残る。
中々良い試合。

1回戦:ライトチューブス&ラダーズ
ニック・ゲイジ対ネイト・ウェブ(CZW TOD4 05/7/30)
不満屋ゲイジの鬱憤晴らし。この一言に尽きる暴行の全て。
ウェブも少し反撃はするが、ゲイジのワンサイド・ゲーム。
どれもこれもきつくシバキ上げるものばかり。
不満屋としてのゲイジの魅力が出た試合。
中々良い試合。