今回は、現在NXT女子王者として活躍しているサーシャ・バンクスに焦点を当て、試合を紹介していきます。
NXT女子王座戦
メルセデスKV(サーシャ・バンクス)対バービー(WrestleJam 2012/5/5)
インディーの駆け出しの頃であるサーシャことメルセデス。
この試合では、ベビーで対戦相手のバービーがヒール。
ムーブは色々増え、トペも繰り出します。
ただ相手のバービー含め、試合を作ることや周りを見る力はまだまだか。
蹴りを用いたり、色々な技を使える器用な素養は垣間見えるといった段階。
この頃のフィニッシャーはハイキックでした。
(SPレフェリー:フランキー・アリオン)
メルセデスKV(サーシャ・バンクス)対アイヴィー・フィット
(CTWE/ CTWE 4-Year Anniversary Event 2012/8/18)
サーシャことメルセデスのメジャーWWE栄転前最後の試合。
サーシャがベビー、アイヴィーがヒール。徹底的にヒールであるアイヴィーがSPレフェリー・フランキーを誘惑するも相手にされず。
というネタを織り込んでいるが試合としてはオーソドックス。
というネタを織り込んでいるが試合としてはオーソドックス。
サーシャもレスラーの基本は出来ているが、ロープから足を踏み外したりまだまだ素材レベルの選手です。
基本的な展開をなぞらえた後、ロープ悪用であっさり幕。
NXT女子王座戦
サーシャ・バンクス(c)対シャーロット(NXT 15/3/4)
前回特番のリマッチとなったこの試合。サーシャが逃げで作る序盤は、微妙な始まりであったものの、サーシャが主導権を握った中盤は、説得力十分。
シャーロットの体が柔らかかったおかげでもあるが、軟体ショーと言わんばかりにサブミッションでひたすら追い詰めていく。
バリエーションも変えつつ文字通り絡みつく攻撃で腰に一点集中。女子ならではの攻めでした。
対するシャーロットは、怪物的身体能力を生かし反撃。ムーブの迫力は相変わらず女子随一。
対するシャーロットは、怪物的身体能力を生かし反撃。ムーブの迫力は相変わらず女子随一。
序盤~中盤に餌を巻いた4の字固めとバンク・ステートメント(フェイスロック)の攻防をもう一押ししても良かったが、
通常放送ということもあって、最後はあっさり。
通常放送ということもあって、最後はあっさり。
それでも見所がある試合を、サブミッションベースで作ってくる辺りこの組み合わせは外れません。
メインでも文句は言わせない出来。平均的良試合。
メインでも文句は言わせない出来。平均的良試合。
NXT女子王座戦
サーシャ・バンクス(c)対シャーロット(House Show 15/3/18)
レスリングベースでシャーロットがダイナミックに動き、サーシャが変化を付ける。
鉄板と化している序盤はハウスショーでも安定。
だがこの試合の持ち時間はいつもより長いため、徐々に停滞してきてしまう。
サーシャの支配が長めなのですが、同じサブミッションを2回するので退屈に感じてしまう。
周りを見る能力は相変わらず長けているが、今回は煽りもそこまで行わず。
周りを見る能力は相変わらず長けているが、今回は煽りもそこまで行わず。
中盤で停滞してしまうと終盤でのシャーロットの爆発が陰ってしまう。
もちろん1軍のディーヴァの試合よりもクオリティはあるが、サーシャ対シャーロットの数え歌としては物足りない。
マンネリという課題にどう対処するか。平均レベル。
マンネリという課題にどう対処するか。平均レベル。