クリスタです。
今回5thツアーが無事終了しましたので(お疲れ様でした!)、記憶が薄れぬうちにレポを書いておこうと思います!
なお、これはライブについて細かく描写して感想を述べるものではなく、ライブに初参加した僕の考え方の変化を纏めたものであると予め断っておきます。
まずはライブ参加に至るまでの経緯から書かせていただきます。
僕がアイドルマスター シンデレラガールズの世界に飛び込んだのは去年の10月、デレステを始めたことがきっかけでした。「好きなキャラクターと同じ名前のアイドルがいる」という些細な理由で始めた僕でしたが、担当ができ、モバマスにも手を出し、デレステで担当の限定SSRが出た時にはなけなしの貯金を課金に充て…
気付けば僕は、デレマスの世界にどっぷり浸かっていました。
そんな僕に対し、周りのプロデューサー達から「ライブ行ってみたくない?」という誘いが来るようになりました。…ですが正直に言うならば、この時僕はあまり乗り気ではありませんでした。
理由はいくつかありましたが、主な理由は「俺が好きなのは2次元のキャラクターなんだ。声優さんたちは凄いと思うが、生身の人間が歌うのを聞くのはちょっと違う」と思っていたからでした。
僕は二宮飛鳥というアイドルが好きです。彼女の台詞が、声が、歌が、キャラが大好きです。そんな彼女を応援したいと思うし、故にプロデューサーを名乗っています。
ですがあくまで彼女は2次元上のキャラクターです。彼女の体はデザイナーや絵師さんに作られ、言動はライターさんに描かれ、声は声優さんに吹き込まれたものです。現実に二宮飛鳥という少女が存在するわけではない。
彼女の声優が青木志貴さんだということは知っていました。正確にはググって画像と経歴を調べ、知った気になっていました。4thライブの時の画像も見ましたが、いくら近い格好をしても、2次元と3次元の差は埋まりません。彼女は青木志貴さんであって、二宮飛鳥ではない。
だから、声優のライブなんて行っても…
そのような考えが、僕のライブへの意欲を掻き消していました。
が。一方で僕は見栄っ張りでもありました。「ライブなんか行かなくていいや」と正直に言ってしまうと、僕の二宮飛鳥への愛を疑われるのではないかと思ったのです。
それに一応、見ようともせずに否定的な意見を持つのはよくないとも思っていました。
そこで僕は、「行く意思はある」ことを示し、シリアル入りのCDを積まずに1枚だけ買い(CD自体は本当に欲しかったので)、あとは流れに任せることにしました。二宮飛鳥役青木志貴さんが出演するのは静岡と福岡、そしてのちに発表されたSSAの2日目。うち福岡は遠すぎるので除外し、静岡とSSA2日目のライブに「縁があれば」行くことにしたのです。
結果。静岡の抽選からは外れてしまいましたが、後輩との連番で1日目に行けることになりました。その後輩は2日目にも参戦することになっていましたが、僕は「同じライブ2回も聞いてどーすんの」とか思っていたので静岡まで行ってライブに参加し、新幹線で日帰りするプランを建てました。
静岡公演の前にはSSA2日目の当落が発表されていました。同様にCD1枚しか買わなかったのですが、こちらは見事に当選したため、この頃になると「縁はあったんだな」と、ややライブに積極的になっていました。
そして迎えた静岡公演1日目。これが人生初のライブです。アイマス以外のライブも、LVにも行ったことがありませんでした。
直前にもなると流石にワクワクしていましたが、どんなものか想像もついていなかったので他のプロデューサーとのテンションには差があったと思います。
入場前、待機列に並びながら僕と後輩、そして僕の知り合いと彼の連番相手の4人で雑談をしていました。その会話の中で、「本家アイマスが声優の音声に併せてキャラクターを踊らせるイベントをやった」という話を聞きました(うろ覚えなので間違ってたらすいません)。
先述の通り声優じゃなくてキャラを見たいと思っていた僕は、それは素晴らしい試みだ、是非デレマスでもやってほしいと思いました。しかし僕以外の3人は「やはり本人(声優)のライブが見たい」という意見でした。ここで初めて、僕はライブを観に来るプロデューサー達が「キャラクターが実在しないから声優のライブで妥協しようとしている 」わけではないことを悟りました。
ならどんなもんか見せてもらおうじゃないかと。ライブ前の何気ないこの会話が、僕のライブへの期待を一気に膨れあがらせました。
期待は裏切られませんでした。数時間後、そこには感動に胸打たれ感想もうまく述べられない僕がいました。
踊り、歌。2次元のアイドルではないが、そのアイドルを名乗り、背負った人間としてのパフォーマンス。
席はアリーナの後ろの方だったのですが、お目当の青木志貴さんは遠くからでもわかるほどカッコよくキレのある踊りを見せてくれ、「リアル飛鳥」と呼ばれる所以がよく分かった気がしました。気づけば二宮飛鳥役の声優としてではなく、青木志貴さんそのものを好きにならざるを得ませんでした。
その他にも何人も気になる声優さん、そしてアイドルが増えてしまいました。特に津田美波さんに対する印象がガラリと変わり(某MADのせいでネタキャラとしか思っていませんでした)、小日向美穂ちゃんに興味を持つきっかけになりました。
映像なんて勿体ない、生身の演者さんを見せてくれと思わせるには十分すぎる機会でした。
そして会場の熱気。あちこちで振られるサイリウム、送られるコールや声援。
1視聴者ではなく、参加者としての楽しみは完全に予想していませんでした。あまりコールはできませんでしたが、Jet to the Futureが終わる頃には気付けば夢中でサイリウムを振っていました。
ーーこの公演をいつまでも観ていたい。
ーーもう終わり?…ああ、アンコールもあるんだ!
ーー本当に終わってしまった……
分かってもらえるかは分かりませんが、僕は最高に楽しいことがあると終わった後とてつもない虚無感に襲われます。それを2年ぶりに味わいながら、新幹線に乗って帰路に着きました。
しかし後悔もありました。何度も言いますが公演は素晴らしくなんの文句もなかったので、自分自身の選択に対する後悔です。
まず両日ぶんのチケットを取らなかったことへの後悔。何が「同じライブ二回も聞いてどーすんの」だ、何回でも聴きたいわアホ。
この後悔は次の日、志貴さんがMCで活躍したという話を聞いてさらに大きくなりました。
次にもっと集中してライブを観ておかなかったことへの後悔。後輩が語る感想を聞いていると、自分が見逃してしまった細かい見所がいくつもあったことが分かりました。周りに合わせてサイリウムを振るのに必死になりすぎていたのが主な原因でしょう。
最後に福岡公演を逃したことへの後悔。機会はあってもどうしても金銭面が解決できず、福岡に行くことはできませんでした。せめてLVだけでも行くべきでしたが、動くのが遅くチケットを確保できませんでした。
同時にSSA2日目のチケットを手に入れられたことのありがたみを改めて理解できました。静岡でライブの楽しさを知ってしまった後でSSAに行けないことになっていたら、僕は発狂してしまったでしょう。チケットを外してとんでもなく落ち込んでいた友人の気持ちが、参加してみて初めてよく分かったのでした。
静岡でのライブが終わった後、僕はしばらく静岡を引きずって虚無を感じていました。ツイッターでレポやイラスト、演者さんたちのツイートを読み漁りましたがますます虚無感が増すばかりでした。気を紛らわすように他のことに没頭しながら、SSA公演を待ち続けていました。
そしていよいよ迎えた8/13。静岡の時とは比べものにならないドキドキと期待を胸に、さいたまスーパーアリーナへとやってきた僕でしたが、ここで一つ痛恨のミスがありました。
この日の出演者が発表された時、P.C.Sやポジパ、Lippsに炎陣などとんでもないメンツが揃っていると話題になっていましたね。しかし当時の僕は二宮飛鳥が出演するかしないかしか見ていなかったので、申し込んだ後(なんとなく凄いメンツだったな~とは思いつつも)二宮飛鳥以外の出演者が誰だったか完全に忘れてしまっていました。曲の予習もすれば思い出せたのでしょうが、福岡で奈緒加蓮がmemoriesを歌ったと聞いてセトリ予想ができず、ハナから諦めてしまったのです。
その弊害は名刺交換の際に起こりました。実は静岡公演の際は全く用意していなかった(するつもりもなかった)のですが、SSA公演にあたって他のプロデューサーとの交流を図るため名刺を作ってきたのです。その甲斐もあってアクティブなプロデューサーの方々が声をかけてくださり、何件か名刺交換ができました(ありがとうございます)。
しかし、名刺を受け取っても何を話せばいいか分かりません。相手は飛鳥が来ることを把握していて「蘭子の曲歌ってくれるかもね」など話を振ってくださるのですが、こちらは相手の担当が来るのか来ないのか、1日目なら来たのかさえ分からなかったために飛鳥の話題だけでその場を終わらせることになってしまいました。大変失礼しました。
いきなりのミスでしたが、負の感情を引きずらないよう一旦忘れることにしました。
そして始まった公演。今回は席がステージ真横・400レベルの2列目で、静岡よりもよく見える位置でした。その良席から見る公演は、静岡で上がりまくった僕の期待のハードルを遥かに超えるものでした。
まず演出面。ラブデスのサビでふと後ろのモニターを見ると、そこにはまゆと加蓮の姿が!演者さんこそいないもののオリジナルメンバーを大切にする演出は心にくるものがありました。
青木志貴さんはやはり近くで見ても動きのキレが抜群でした。ちょくちょくあったソロパートでのカッコイイ声に聴き惚れ、ダークイルミネイト飛鳥の歌う華蕾と台詞に対しては思わず叫んでしまいました(本当は喉が痛かったので静かにライブを見ようと思ってたのですが)。
DJぴにゃによるカバーメドレーが終わった後、MC中に隣で見ていた友人が「まだこれもこれもやってなくね?」と言っていました。まさかその後に全部詰め込んでくるとは!オリジナルメンバーによる神曲ラッシュに、テンションが上がりっぱなしで死ぬかと思いました。
更にその後のMCで津田美波さんが泣きそうになっているのを見て、そして種崎敦美さんがその理由を話すのを聞いて、(響子ちゃんに声がなかった時代を知らなかった僕ですら)貰い泣きしてしまいました。
最後のお願い!シンデレラが終わり、5thライブが終わる時ーーまたライブが終わってしまうという悲しみと、素晴らしい公演をしてくれた演者さん方やスタッフさん達への深い感謝で胸がいっぱいになりました。
ありがとうアイマス。アイマス最高!
その日は疲れていたはずなのに中々眠ることができず、1人で帰り着いてからもライブを思い返していたのでした。
まとめに入りましょう。あれから48時間が経過してしまいましたが、僕は未だに感動を忘れられません。可能ならばもう1度ライブが始まる前に戻りたい…それが叶えられない僕は、デレステでMVを再生して気を紛らわせています。
しかし、今の僕が本当に見たいのは生の演者さんたちであって精巧な3Dモデルではないのです。5thライブが始まる前は決して抱くことが無い、それどころか真反対のことを考えていた自分を不思議に思います。
自分が好きなのはアイドルのキャラクターなんだ。声優は声優であってアイドルではない。しかし声優さんによるライブだからこそ伝えられる感動があり、声優さんの努力によってアイドルを好きになることも、あるいはアイドルをきっかけに声優さんの魅力を発見することもある…それに気付けたのが、ライブに行ったことによる最大の収穫でした。
ここまで長文・雑文にお付き合いいただきありがとうございました。また来年、6thツアーでお会いできることを楽しみにしています!