crysta07のブログ

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急に懐古したくなったので特に脈絡もないがこの記事を書いていくことにする。

オチも何もないです。



僕とDQMとの初めての出会いは小学生の頃ニンテンドーDSで発売されたゲーム、ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー であった。本家ドラクエは未プレイ、そもそも携帯ゲーム機にしか触れていない僕とDQMの縁はそれまで無だった。このゲームが目に入ったのは友達がこぞってこれを買い、プレイしていたからだ。


初めは友達にお願いして1時間ほど遊ばせてもらった。スライムを探して戦いを挑み、戦闘になったらレティスに呪文「イオグランデ」を使わせて蹴散らす単純作業。ある程度狩ったら友達に返し、また少ししたら同じようにスライム狩りをさせてもらう。実はこのスライム狩りはメタル狩りするために強要される作業ゲーであり、つまり僕は都合よくパシリに使われていたのだが、そんなことはつゆ知らず僕は楽しんでいた。


まず3Dの世界に惚れた。3Dマップを走り回るゲームをするのは初めてだったためこれは衝撃的だった。しかもポケモンのランダムエンカウントと違い、ジョーカーはシンボルエンカウント。フィールドを探索しながらスライムを追いかけ回すだけで楽しかったのだ。

それから戦闘システム。ここでもモンスターは動き回っていた。攻撃する時は直接相手の前まで移動して攻撃する。これも僕には革新的なことだった。


たちまちこのゲームの虜になってしまった僕は親に買ってくれとねだった。しばらく経ってから誕生日プレゼントとして、僕はこのゲームを手に入れた。

それまでに友達に頼んでスカウトや配合なども体験させて貰っていたのだが、やはり自分のものとなると勝手が違う。いきなりギガンテスに倒されたときも、配合で色んなモンスターを生み出してるときも、広大なマップで迷子になったときでさえこのゲームは楽しかった。


ラスボスを倒した後は友達同士で対戦した。みんなそれぞれ好きなモンスターを育成し、自慢のモンスター同士で闘わせた。マダンテは強すぎて禁止になった。僕のお気に入りはデュラハーンで、こうげきアップのスキルとバイシオンを覚えさせた脳筋タイプだった。

すれ違い通信で友達が育てたモンスターのスカウトにも挑んだ。やすやすとスカウトはできなかったが稀に成功すると大喜びだった。僕のデュラハーンをスカウトされた時は複雑な気分だったが、強いって言ってもらえると嬉しかった。スカウトしたモンスターにはゲストマーク(これがついているとwifi対戦で使えなくなり、配合しても消せない)が付くが誰も気にしなかった。


しばらくすると皆飽きてしまった。僕もいったんはジョーカーから離れた。しかし1年くらい経ってからまた数人の間でブームになった。


今度は配合にハマった。1番作るのが難しかったモンスター2体のうちの1匹、りゅうじんおうを作ろうと思った。

持っていなかったからではない、友達からのスカウトで何匹か手持ちにはいたし、1匹は「最強のりゅうじんおうのスキルを持ち、マダンテを使える『スライム』」をネタで作成するための犠牲になった。しかしこのりゅうじんおうは友達の持っていたもののコピーでありその友達も誰かからコピーしたもの。身内でりゅうじんおうを自力で作った人はいなかった。ゲストマークがそれを証明していた。


逆に言えば、ゲストマークのないりゅうじんおうを作ればそれは自力で作ったものだと証明できるのだ。僕は身内が誰もやったことがない挑戦をしてみたくなった。


まずはチャートを作った。1年のブランクがあったが友達から聞いたり攻略本で見たりした配合のルールや特殊配合のパターンは忘れていなかった。記憶をもとにりゅうじんおうの配合方法、その素材となるりゅうおうの配合方法……と樹形図を書いていく作業を樹形図の右端が全て野生で出現するモンスターになるまで続けた。これでりゅうじんおうの素材を0から用意する準備が整った(イベントで一体しか手に入らないキャプテン・クロウを除く)。


このチャートは内緒にしていきなり完成したりゅうじんおうを見せてみんなを驚かせる計画だったが、親友にだけは見せることに。すると彼も乗り気になり、自分もそれに従ってりゅうじんおうを作りたいと言い出した。協力するのではなく、それぞれ一体のりゅうじんおうを作る計画が動き出した。


チャートを元に捕まえては配合してを繰り返した。親友は数日で諦めてしまった。ゴールデンスライムが完成した時は心踊った(ゴールデンスライムも身内で作った人はいなかった)。あくまで素材として作ったはずなのだが、配合に使うのがもったいなくなってしまい結局育成用にあと2匹作った。


何日かかったかは覚えていない。それでも僕はりゅうじんおうを作り上げた。友達からはそれなりに賞賛された。手間の割には薄い反応だったが自分の中の達成感が何より嬉しかった。


中学に入ってからもジョーカーは続けていた。他のゲームもちょくちょくやっていたが、それに飽きるとジョーカーに戻ってくることを繰り返していた。一緒にやってくれる友達はいなかったが、マックでDSを使ってWi-Fi対戦を始めた。猛者に叩きのめされては何とか喰らいつけるよう必死で育成した。

Wi-Fiを利用しキャプテン・クロウの2匹目が手に入ったので今度は配合の頂点のもう一方、ガルマッゾも作成した。今度こそ誰からも褒められなかったがやはり完成した時は嬉しかった。


やがてジョーカー2が発売され、ジョーカーは役目を終えたが…それでも僕は初代ジョーカーを定期的に開いてしまうのだった。