さて、ちょっと前に腕をさすれ!って言ったの覚えてますか?
そうです、皮膚感覚を鍛えて自律神経をしっかりさせましょうって
テーマでしたね。
腕を刺激することが大事っていいましたよね。
なんででしょうか。
それはですね、まずは東洋的見解からいいますと腕にはいろんな経絡が
走っております。
特に親指・人差し指サイドをはさんだあたりには肺・大腸の経絡が走っております。
肺と大腸は表裏関係にあるといわれております。
そして肺は皮膚に影響を及ぼすのです。
(詳しくは過去ログ07/5月をご覧下さい)
つまり肺経を刺激するってことは皮膚に影響を多大に及ぼすってこと
になります。
西洋医学的見解ではこんなかんじ。
皮膚をこすることで皮膚血流に刺激を与える習慣をつけると
温度の変化にすばやく反応し体温調節がスムーズに行われるようになり
血圧も安定する
そして刺激をする場所は皮膚血流量が多い手足がより効果的
どちらの理論に基づいたとしても
腕は刺激しやすいですよね。
他の体幹部を刺激するよりは効率的ってことです。
手軽に頻繁に行えることが予防には一番いいことですよね。
余談ですが・・・・
喘息の患者さんの特効薬(特にこども)は乾布摩擦だってこと
ご存知でしたか?
ちびっ子程びくりするぐらいに早く結果がでますよ。