そう思った、夜。

 学校の下駄箱から出て
 空を見上げたら

 小さな小さな星と共に
 大きな大きな月が
 輝きを放ってた。

 月の周りに或
 雲は明るくて。

 空を眺めながら
 月っていいなって。
 素敵だなって思った

 太陽じゃなくて
 暗い暗い夜に
 目印として闇を照らす
 月になりたい。

 本気でそう思った。

 でも心の中で
 「そんなの無理か。」
 って呟いて、

 あたしは車に乗って
 家に帰りました。



 夢は儚いもの。