こんな人生を、
 歩かせるために
 産んだんじゃない。

 なんて、もしも
 云われたら
 あたしは思いそのまま
 その場で
 土下座をするでしょう

 そして何度も何度も
 ごめんなさい、と。
 悲しませて
 生まれてきて
 ごめんなさい、と。

 幸せな道を
 歩いてほしかった。

 子供を産む親は
 これから育つ
 その子の人生が
 どんなものか
 なんてわからない

 一緒に歩いてくなかで
 それを感じて‥

 自殺しちゃうなんて
 誰かを
 殺めてしまうなんて
 誰かに‥

 そんなこと
 される。する。
 と、思って

 産んだんじゃない
 育てたんじゃない

 後悔させるために
 悲しませるために

 あたしは
 生まれたんじゃない
 そして、
 産むんじゃない。

 先にある光に
 希望に歩いてくれると
 そう信じて、
 育てるのに。

 どうして、
 その期待に
 応えられないのでしょうか?

 自分の存在が
 惨めでなりません

 どうして産んだの?

 なんて、
 お腹痛めて
 産んだ子から云われたら
 悲しくて、
 絶望に変わるでしょう

 あたしが小6の時
 学校に行くのを嫌がり
 夜中に泣いて
 部屋にあるものを
 床に散らかして
 泣き叫び続けた

 母が部屋に入ってきて
 どうして嫌なの?
 ちゃんと行きなさい
 って、大喧嘩になって

 結果、台所から
 包丁を持ってきて
 刺しなさいって
 云われた。

 それは衝撃で

 何でそんなこと云うの
 って、また泣いた。

 でも、あたしは
 懲りずに
 何度も何度も何度も
 母を困らせ続けた

 それは今も変わらない
 困らせてばかり

 捨てられても
 おかしくないのに

 しっかり育ててくれてる

 あたしはいつか
 あなたに、
 恩返しはできますか?

 あたしは母が
 大好きです。

 誰よりも
 誰よりも

 でも悲しませてるのは
 このあたし

 無駄に高いプライドが
 いつもいつも
 邪魔をするの

 母が辛そうな姿を
 キツそうな姿を
 見て見ぬふりをする

 それをみるのは
 辛いから。

 あたしのせいなんだけど

 いつか謝りたい
 このちっぽけな
 プライドを砕いて

 家族の前で
 土下座をするよ
 泣きながら
 見苦しい顔で
 ごめんなさい、
 ごめんなさい、と。

 あたしは
 強くなれますか?

 生まれてきたからには
 不幸せであっても
 生きなくちゃいけない

 あたしには
 友達はいないけど
 母と姉がいる

 だから生きてられる
 ありがとう。

 時に苦しいけど
 生きてられるよ

 遠い、遠い話だけど
 もし、結婚して
 子供が生まれたら、

 あたしの
 お母さんみたいな
 お母さんに
 なりたいな。