• タイの暗号資産取引所Bitkub OnlineのオーナーであるBitkub Capitalは、2025年に同取引所を株式公開する予定だ。
  • IPOによって取引所の価値は約60億バーツ(約250億円)になる見込みだと、ジラユット・スルプスリソパCEOはブルームバーグに語った。

Bitkub Capitalグループのジラユット・スルプスリソパ(Jirayut Srupsrisopa)CEOがブルームバーグに語ったところによると、タイの暗号資産(仮想通貨)取引所Bitkub Onlineは、2025年に株式を公開する計画で、財務アドバイザーを雇用しようとしているという。

タイ最大の暗号資産取引所のBitkub Onlineは、バンコクに拠点を置く親会社の利益の約80%を提供しており、株式の9.2%はアスフィア・イノベーションズ(Asphere Innovations)が所有している。新規株式公開(IPO)によって、取引所の価値は約60億バーツ(約250億円、1バーツ=4.15円換算)になる見込みだとジラユット氏は述べた。Bitkub Capitalは2023年の株主宛書簡で取引所の株式公開の意向を示していたが、その時期は明らかにされていなかったとブルームバーグは伝えている。

タイでの暗号資産取引口座に対する需要は、ビットコイン(BTC)の上昇とともに高まっている。ブルームバーグは、タイの証券取引委員会(SEC)のデータを引用し、先月、同国のアクティブ口座数は2022年9月以来の高水準に達したと伝えた。

しかし、Bitkubは競争の激化に直面している。1月にはバイナンス(Binance)とガルフ・イノーバ(Gulf Innova)の合弁企業であるバイナンス・タイランド(Binance Thailand)が営業を開始した。

2022年、タイ最古の金融機関であるサイアム商業銀行(SCB)がBitkub Onlineの51%を178.5億バーツ(約740億円)で買収する計画は、SECの承認を得た後にキャンセルされた。Bitkub Onlineは2022年9月に取引を人為的に膨らませた疑いでSECに訴えられたグループに含まれていた。

 

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