気が付けば……8月ももう終わりかぁ。

まだ残暑は厳しいが、この夏も暑かったよなぁ。

で、コロナ禍で不要不急の外出がどうこう言われていた時よりも、外出しない夏だったよなぁ。。。

しかも、ここにきて台風10号だ!

なんて移動の仕方なんだろ???

まぁ、台風の多い時期に突入してるから仕方ないのかも、だけど。。。

なんか心が病気になりそうな……いや、もう自然災害だけでなく、色んな意味で病気になりそうだ。。。

なんだろう?

不安定な、もっと言えば病的な世の中になったような気がする。

ここ何年か、ホント、おかしくないか???

 

マジで居心地が悪い。。。

 

……しかし、それでも地球はまわっているワケで。。。

頑張らにゃいかんのかぁ。

 

さてさて、27日に公開した記事にてラッシュアワー4」について少し触れましたな。

仮に、万事うまくいって、今年撮影したとしたら……前作「ラッシュアワー3」が2007年の作品だから……17年振りになるのか。

これもかなりビックリだけど、今回の記事で取り上げる作品も、前作からかなりの時間が経過してから撮影されたんだったよな!

 

酔拳2」(1994年)の登場だ!

 

今回は久し振りにコメント欄から派生した記事となります!

私は、こういうのが嬉しいんだよ!

一応だけど、〈コメント欄が命〉を掲げてるブログだけにね〜。

風羽さん、有り難うございます!!!

 

 

よし、本題に入りますぞよ!

 

 

 

お盆休み中、ムービープラスで放送した、「酔拳2」を観た。

ちなみに、日本語吹替版!

 

説明をするまでもないけど、大ヒット作「ドランクモンキー 酔拳」(1978年)の続編!

16年を経ての続編……だからだろう、物語的にはあまり前作を継承していない。

が、しかし、〈酔八仙拳〉は見事にやってくれましたなぁ。

 

私、劇場で観たんだけど、ジャッキーが仙人の名を言いながら、敵を倒していく姿に武者震いしたよなぁ。

 

監督は、あのラウ・カーリョン!

1934年生まれだから……ジャッキーより20も上かぁ。

生きていれば90歳なんだな!

それこそ、ショーブラザーズ作品で名を轟かせた人物だ!

が、しかし、ラウ・カーリョンは途中降板!

ノンクレジットだが、降板後はジャッキーがメガホンをとった!


ラウ・カーリョンといやぁ、洪家拳の達人!

本物の武術家だよね!

だからだろう、その武術指導力は素晴らしい。

また監督としても、名作を残している!

 

私的には、なんと言っても「少林寺三十六房」(1978年)がお気に入り!

彼の義弟、リュー・チャーフィーを主役だったね!

少林寺での厳しい修行の数々を、すべてエンターテイメントに仕上げている。

ところどころ、笑えるのも良い!

 

さて……そう思うと、ラウ・カーリョンが監督降板となったのは、なんとも勿体無いような気がする。

 

降板理由は

はてさてなんなのか?

 

ジャッキーのインタビュー等を見てみると……ある時は待遇面の問題、ある時はアクションにおける意見の相違、と言っているみたいだ。

 

もしかしたら、それら全てが原因かもしれないし、ジャッキーがあまりこの件に触れるのが嫌でテキトーなことを口走ったのかもしれない……有り得そうで怖い。。。

それに、残念ながら、私はラウ・カーリョンの言い分を聞いたことも、見たこともないんだよなぁ。。。

 

でまぁ、待遇面は、ラウ・カーリョンがそれを良くしろと望んだようだが……そもそもこの作品って〈香港スタントマン協会 (香港動作特技演員公會)〉の資金集めの為に制作されたんじゃなかったか?

で、この協会の会長だったか、なんか偉いさんの一人でもあったよな、ラウ・カーリョンって!

だったら、そんなことするか?

 

まぁ、確かに「それとこれとは別だ」と言われれば、わからなくもない。

ジャッキーよりも全然先輩で香港映画界の重鎮だからね。

しかし、ジャッキーの一方的な意見だけ聞くのは、やはり公平じゃないよね。

 

だからやっぱり私は、アクションにおける意見の相違が降板の理由だった、と思いたい。

 

もちろん、これもラウ・カーリョンの言い分を聞いたことが無いからなぁ……でも、ちょっとしたヒントを見付けた。

先日観た「死闘伝説 ベスト・オブ・アクション」(1993年)内でのインタビューだ。 

 

が、その前に少しだけ踏まえておこう!

 

今一度書くが、ラウ・カーリョンは1934年生。

生きていれば90歳!

洪家拳の達人、本物の武術家だ!


なんと、父・ラウ・ジャンが、あの伝説のウォン・フェイホン(黄飛鴻)の孫弟子だからね。

で、そのお父さんから武術を学んだんだから凄い!

 

ちょっと脱線するよ!

どうでもいいと言えばいいんだけど……近年さ、〈伝説〉とか〈レジェンド〉って、よく使われてるけど……ウォン・フェイホンはホントに伝説、レジェンドだからな!

戻す!

 

そんなラウ・カーリョンは、それこそ、ジャッキーがスタントマンになる前から、本格的なカンフーシーンを武器に映画制作をして来た方でもあるのだ!

と、いうか、彼が本格的な、本物のカンフーを映画に取り入れたと言っても過言じゃない。

 

で、だ!

死闘伝説 ベスト・オブ・アクション」のインタビューなんだけど……彼は、こう言ってんだな。

 

昨今の作品は、昔と違って、カメラ位置や編集に頼り過ぎだ、と。

重要なのは役者のカンフーの能力であり、これが高ければ、そんなものに頼る必要はない、誤魔化しは不要だ、と。

そして、この昔ながらの頼らない方法が、好きだ、と!

 

酔拳2」に対して言ったものではないが、これがラウ・カーリョンの美学、やり方なんだろう。

 

それに対し……ラウ・カーリョン降板させたジャッキー側の意見は、ラウ・カーリョンのカンフーシーンは〈古い〉というものだったらしい。

いや、古いから、というよりは、既に確立されていた ジャッキーの作風には合わなかった、ということなのかもしれない。

 

なるほど……これでは水と油だ。

撮影も進まなかった、いや進まないどころか、お互いフラストレーションがたまっただろう。

 

しかし、主役はジャッキーだ!

必然的に、ラウ・カーリョンが降板することになったのだろう……。

 

なんか、これってブルース・リーの「ドラゴン危機一発」(1971年)にもあった、監督交代や、ブルース・リーと武術指導のハン・インチェとの意見の相違でもめたのに似てるよね。

 

 

でまぁ、ラウ・カーリョンが降板となれば、この作品の全責任は、ジャッキーに伸し掛かって来る!

全編通して、ジャッキーの気合いが凄く感じられるのは、それが要因かもしれないな。

 

それに、なんと言っても「ドランクモンキー酔拳」の続編なワケだから、失敗も出来ない。

また、この作品は、さっきも触れたが香港スタントマン協会の資金集めの為に制作されたもの。

ジャッキーとしても、いつも以上に、ヒットすることにこだわっただろうからね。

 

はい、これらは、知り得た情報から発した私の妄想ですからね!

鵜呑みにしないでくださいよ。

また、違う意見があっても、目くじら立てないでね!

逆に、優しくコメント欄で、あなたの意見を教えてください!!!

 

でまぁ、実際に、この年(1994年)の香港映画最高の興行成績を叩き出したんだから……やっぱり、ジャッキーは凄いよね!

いやぁ、凄いプレッシャーだっただろうなぁ。。。

 

しかし、私的には、ちと気に食わない点もあるんだ。

ラウ・カーリョンが降板したせいか、ラストの製鉄工場(かな?)での一連のシーンは、この「酔拳2」をカンフー映画からアクション映画にしてしまったのかなぁ、と。

大掛かりなセット、それを多用したアクション……もちろん、これこそが、ジャッキー映画の真骨頂だ、とも思えるんだけど、私個人としてはカンフーでやりきって欲しかったなぁ、と思ったんだな。

ラストのケネス・ローとの闘いが、手に汗握る痛快さ、面白さがあっただけに、ね。

この闘い、ジャッキーの表情がホントに楽しい!

あの凄まじい動きをしつつ、あれだけの表情豊かな演技が出来るなんて凄すぎるわ。

実際、劇場へ観に行った時は、興奮して帰っただよ、てんちんとふたりでなぁ。。。

 

あ!

そしたらさ、その帰り……てんちんと家のそばまで帰って来た時、N君にバッタリ会ったんだ。

 

このN君ね!

 

N君 エピソード1

 

N君 エピソード2

 

 

しかも、N君が女の子を連れていた……私とてんちんの中で、N君が女の子と歩いているなんて、あってはならないことだった。

だから、取り敢えずひやかして別れようとしたら……アイツ、何か知らん、女の子を帰して、私らについて来たんだよなぁ……そんなだから、結果的にフラれたんじゃないのか???

 

あ、脱線したな。

まぁ、でも長々と書いたから、そろそろ終わろうか!

 

じゃ、あと、これだけは書いておこう!

クレジット……途中降板とはいえ、〈監督〉はラウ・カーリョンだけなんだよね。

降板後は、ジャッキーが監督をして、完成させたんだけど。

ジャッキーは名を連ねていないんだ。

ラウ・カーリョンに対する敬意の表れなんだろうね。。。

 

以上です!

 

 

 ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※

 

 

さ、来月!

初っ端の記事は、私の書く記事ではありません。

我が親友・てんちんの記事となります。

 samさーん、おまたせしました!

 

ありゃ、何時だっけ?

ジャッキーが「ライド・オン」の舞台挨拶に来たのは???

うわぁ〜6月11、12、13日だったかぁ……光陰矢の如し、だな。

 

さて、13年振りに来日したジャッキーに、33年振りに合う為、急遽決まった てんちんの上京!

 

様々な困難にぶち当たりながら奔走するてんちんは、やっとの思いで、ファン友のくろぶたさん、Chaiさんとの初対面を果たす!

 

そこで、ふたりにやらかしてしまったこととは? 

 

そして、ふたりには秘密だった、Fanks!!との約束とは!?

 

その珍道中を、自らの手で紹介してもらいます!

題して「てんちんの東京物語」!

9/4(水)、9/11(水)、9/18(水)、怒涛の全3回!

それぞれ、18:00に公開!

 

ではでは、お楽しみに!

 

 

Fanks!!