この秋、9月8日公開の「劇場版シティーハンター 天使の涙 (エンジェルダスト)」のオリジナル・サウンドトラックの発売が決定した!

 

前回、2019年2月8日に公開した「劇場版シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉」もそうだったように、石﨑琢さんが担当だ!

 

発売は、公開前の9月6日!

アナウンスを聞いた私は、間髪入れず、光の速さで予約した!!!

 

石﨑さん担当のサントラで、最近聴いたといえば、今年公開した「シン・仮面ライダー」だな。

こちら、もう、かなり聴きましたよ〜!

まぁ、映画はまだ観てないんだけどね。。。

……考えたら、「シン・ゴジラ」、「シン・ウルトラマン」も劇場で観てないなぁ。

ホントはね、映画本編で聴くのがサントラ本来の楽しみ方なんだろうけどね……CDとして発売されるものは、それ用に手直しされてるからね。

これはこれで楽しめる!

でも、やはり本編で聴きたいか……どっちや???

 

さて、「劇場版シティーハンター 天使の涙 (エンジェルダスト)」なんだけど……前売り券は買ってないんだ (って、前売り券は大体買わない人なんだけどね)。

でも、劇場へ足を運ぶ予定!

なんと言っても、ユニオン・テオーペの長老が出て来るんなら、行かないと駄目でしょ!

それに、ユニオン・テオーペといえば、タイトルにもなっている〈エンジェルダスト〉

これだけで、なんかドキドキするなぁ。

深〜い物語になるんじゃないの???

 

劇場版シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉」は、TVシリーズ歴代のOP、EDが流れるのを楽しみに観に行ったけど、今回はドップリと〈シティーハンターの世界〉を堪能しようと思っております!

 

さ、本題です!

 

 

 

サントラの話をしよう!

あ、「シティーハンター」のじゃないよ。

いや、実はそれなりに持ってんだけど……やはり、本題はジャッキー関連ね!

 

私的に納得出来ないB面の話

 

これこそ、ジャッキー初主演アメリカ映画「バトルクリーク・ブロー」のEP盤だ!

 

 

● アナログ(EP)盤●

 

A-1. ジャッキー・チェンのテーマ (肉声・効果音入り)

Training Montage

Music Composed & Conducted by Lalo Schifrin

 

B-1. ハーバートおじさん

Uncle Herbert

Music Composed & Conducted by Lalo Schifrin

 

規格番号 : VIPX-1532

発売 : 1980年

販売元 : ビクター音楽産業株式会社

 

 

もう、私のブログを、それこそYahoo!ブログ時代から読んでくださっている方なら、私がジャッキー作品のサントラが大好きだってことは理解されていると思う。

もしかしたら、「Fanks!!さんは、ジャッキー関連のサントラ盤なら、全部持ってるんでしょ!」って思ってらっしゃるかもしれない。

 

いや、しかし、現実はそうじゃない。

 

実は、2枚ほど持っていないEP盤が存在する!

その内の1枚が、この「バトルクリーク・ブロー」なのだ!

 

……と、ここまで書いておいてなんですが、しょうもないですからね。

今からでも遅くない、もう読むのをやめてもよいですよ!

 

 

さて、私が初めて購入したジャッキー関連のアナログ(LP)盤といえば、ビクターのジャッキー作品のコンピレーションアルバム第2弾!

新篇 ジャッキーチェンのすべて JACKIE CHAN DIGEST」だ!

 

購入した理由は、やはり購入した当時、まだ観ていないジャッキー作品の主題歌がたくさん収録されていたからだね!

 

 

●アナログ(LP)盤●

新篇 ジャッキーチェンのすべて

 JACKIE CHAN DIGEST

 

SIDE.A

1. ドラゴンロード 
2. 続・ジャッキーチェンのテーマ
3. キャノンボールのテーマ
4. ミラクル・ガイ
5. ジャッキーチェンのテーマ (肉声・効果音入り)
6. ナンシーの看護 (会話入り)
7. クレイジーモンキー

SIDE.B
1. さすらいのカンフー
2. 白扇子~ロンドン橋おちた
3. タイガーを探しに
4. チャイナ・ガール
5. 蛇形拳伝授
6. 拳法混乱
7. 酔八仙

 

規格番号 : VIP-7322

発売 : 1983年

販売元 : ビクター音楽産業株式会社

 

 

赤文字に注目していただきたい!

サントラ(LP)盤「バトルクリーク・ブロー」からの選曲が2曲もあるよね!

メインテーマ曲である「ジャッキー・チェンのテーマ (肉声・効果音入り)」と、「ナンシーの看護 (会話入り)」だ!

 

ちなみに、このアルバムを購入した83年当時。

私はまだ「バトルクリーク・ブロー」を観たことがなかったことし、当然だが、2曲ともまだ聴いたことがなかったんだよな。

 

それでも、「ジャッキー・チェンのテーマ (肉声・効果音入り)」というのは、映画のメインとなる楽曲であろうことは直ぐに理解できた。

実際に聴くと、肉声から口笛、そしてウッドベースの効いたこの楽曲は、すこぶる格好良かった!

 

で、次に「ナンシーの看護 (会話入り)」。

まず、タイトルだけでは、なんのことか、さっぱり理解出来なかった。

ただ、〈ナンシー〉といえば、女性の名前であることは、なんとなくわかった。

だから、こう想像した……物悲しいメロディーに重なって、ジャッキー演じる主人公が大怪我でもしたのか、ヒロインの〈ナンシー〉が寝ずの看病をしながら愛の言葉でも囁くのだろう……と。

 

そして聴いた……。

なんか……のんびりとしたピアノに、〈ナンシー〉と、ジャッキー扮する〈ジェリー〉の声が、ヒソヒソと聞こえて来た!

 

 

「???」

 

 

私は、何を言ってるのかわからず、少しボリュームを上げた……途端、〈ナンシー〉の慌てたような叫び声が鼓膜を震わせた!

 

 

「なっ!?」

 

 

と、驚いた私。

が、〈ナンシー〉と〈ジェリー〉の会話は続く。

会話は英語なので、その内容は理解出来なかったが、甘~く、甘えたような〈ジェリー〉のセリフに、少し困っていながらも嬉しそうにしている〈ナンシー〉がいい感じ、ってなシーンだということは、容易に想像出来た。

 

 

「オイ、ちょっと待て!

大怪我してないジャン!!!

……いや、大怪我どころか……なんだこれ???

ただただ、イチャイチャしてるだけじゃないか!!!」

 

 

まぁ、大怪我はそもそも私の想像なんだけどね(笑)。

そして、ふたりの甘~い会話はフェードアウトして、呑気なメロディーだけが残って、やがて終了。

 

 

「看護?

お医者さんゴッコだろっ!」

 

 

私は呆れた!

いや、格好をつけるワケじゃない!

私もこの頃は、思春期真っ最中だ!

「お医者さんゴッコ」に興味が無いワケじゃない!

ただ、私の中のジャッキーは、そういう存在じゃなかった。

強くて、格好良いヒーローだったんだ!

だからこそ、この楽曲を、イマイチ受け入れることが出来なかった。

 

そして間もなく、この楽曲を大嫌いになる決定的なことが起きてしまった

 

私はこの「新篇 ジャッキーチェンのすべて JACKIE CHAN DIGEST」をカセットに録音して、家のラジカセは勿論、ウォークマンで野外でも聴いていた。

 

ある時、クラスメイト数人で、担任のS先生(♂)の家の側にある広場へ遊びに行くことがあった。

弁当を食べ終わって、ウォークマンを聴きながら休憩していた時だったろうか???

ジャッキー・チェンのテーマ (肉声・効果音入り)」を聴きながら、足でリズムをとっていたのだろう、ノリノリな私にS先生が私に近付いて来た。

それが目に入ったので、何気にボリュームを落とすと……。

 

 

「Fanks!!、どんなん聴いてんねや?」

 

 

と、S先生は手を出して来た。

つまり、ヘッドフォンを貸せ、先生にも聴かせてくれ、ってなもんだ!

私は「ジャッキー・チェンですよ!」と言いながら、先生にヘッド・フォンを渡し、先生がそれを耳に装着したと同時に、ボリュームを上げた……と!

 

間もなく、先生の方から〈ナンシー〉の叫び声が、かすかだが聴こえた!

 

し、しまった!

ジャッキー・チェンのテーマ (肉声・効果音入り)」が終わり、次の楽曲「ナンシーの看護 (会話入り)」が始まったのだ!!!

 

S先生の顔は、明らかに困惑している。

そして、ヘッド・ファンを外し……。

 

 

「なんやこれ?

お前、こんなん聴いてるんか?」

 

 

と呆れた目をして、私にヘッド・フォンを返して来たのだ。

 

そう。

S先生は、私が洋モノのエロテープでも聴いていると思ったのであろう。

これは本当に屈辱的な出来事であった。

もし、S先生が女性だったら……私は呆れだけでなく軽蔑の目で私を見てかもしれないな。。。

本当に、大嫌いな楽曲になってしまった!

 

そして、知らず知らずの内に、大きな勘違いをすることになる。

 

私、EP盤のB面の楽曲……これを「ハーバートおじさん」ではなく、この「ナンシーの看護 (会話入り)」と思い込んでしまったのだ!

 

一番の原因は、「新篇 ジャッキーチェンのすべて JACKIE CHAN DIGEST」のせいだろう!

このコンピレーションアルバムに、「ハーバートおじさん」ではなく、この「ナンシーの看護 (会話入り)」が収録されていたし、ビクターのコンピレーションアルバムには、ジャッキー・チェンのテーマ (肉声・効果音入り)」とセットで収録されることが多かったからだ。

だからね、わざわざEP盤で購入する必要はない……って判断したんだわ。

大嫌いな楽曲だし!

これが、持っていない、購入しなかった理由だ!

 

で、B面の楽曲が「ハーバートおじさん」であるのを知ったのは……30代の手前だったけかな?

だけど……その頃には、もう大嫌いとかなかったんだけど……買っていない事を忘れてたんだな。

で、もう、そのまま……今に至る!、と。

 

どうでしたか?

こういう理由があって、私はね、持っていな……え!?

で、何が納得出来ないのかって???

 

……。

あ、そうか!

今回は、それがテーマだったか。。。

いつのまにか、何故持っていないのか、何故買わなかったか、がテーマだと思ってたわ(笑)。

見事に脱線したなぁ。

 

じゃ、戻すよ!

 

もう、記事が長くなるから簡単に解説するね!

なんなら、「ハーバートおじさん」ではなく、ハーバートおじさん(会話入り)」にして欲しかったんだ!

 

マコ岩松さん扮する〈ハーバート〉と、ベッドで〈ハーバート〉を待っていた、少しふくよかな婦人。

 

ホラ!

目を瞑ると、嬉しそうにベッドインする〈ハーバート〉のスケベーな顔が浮かんで来るでしょ(笑)!

 

これだったら納得いくんだよ!

でも、あの時の会話なぁ……曲とあわないか(苦笑)!

 

はい、それだけです!!!

 

 

Fanks!!