去年、息子が入院していた時、
差し入れをリクエストされた本があります。

まずは、
名探偵コナンの歴史シリーズ。

そして、もう1冊は、
ぎん太くんの「おうち遊び勉強法」。

これには、本当にびっくりしました。
なぜそのチョイス!?

私は「with online」で、
現役開成高校生のぎん太くんのマンガを読んで、大ファンに。
本が発売されてすぐに購入。

もちろん自分が読むために、です。
手に取りやすいテレビの前に置いて、時間を見つけては、
読み進めていました。
子ども視点での勉強法って、すごく珍しいし、ためになる!

と思ったら、
息子もコソコソと読んでいたようなのです。

そして、入院生活では、

続きが気になった、というよりも、むしろ、
本人も命に関わる絶望の淵を体験したので、
未来に想いを馳せていたのかもしれません。

ぎん太くんの本を読んでいる療養中の姿に、
小児科の先生も仰天していました。

そして、今でも彼のバイブルになっています。

本人が読んだことで、意識が変わったのを実感します。

ありがとうございます、ぎん太くん、お母さま!

 

退院して、予後も順調な息子は、
毎日、楽しそうに、懸命に、前向きに、

自ら鉛筆を走らせています。

先日、息子の友達のお母さんが、
「どうしてそんなに勉強がんばれるの?」
と聞いたら、こんな風に答えていたので、笑っちゃいました。

「それは…夢のためかな」