いよいよ明日退院です。
去年の12月21日に入院して、明日の5月26日に退院する。
色んな事がありました。
入院生活を振り返りながら、今の素直な気持ちを書いてみよう。
病気になった事に関しては、不思議とすんなり受け入れる事が出来た。
入院して初めの2週間くらいは、正直何も感じなかった。
トイレにいくのにも車椅子を使うくらいの状況。身体が身体を治す事に専念する為、何も考えない。
抗がん剤の副作用で口内炎と下痢には悩まされたけど、看護婦さんかわいい人が多いし、楽しかったくらいかも。
病気の心配は初めから最後まで、全然してなかった。治るもんだと信じてた。
2週間経って、病棟が変わって状況が変わった。新しい病棟の看護婦さんは、何か冷たく感じた。患者数も全然多い。年寄りが多くて、ジロジロ視線を感じる気がした。
初めは個室で、全く外に出る事も出来ず、ストレスに感じたが、数日もすれば慣れた。
大部屋に移ったら移ったで、隣人へのストレスがあった。しかし、個室と違ってまだ歩く機会があるので、体力を極端に下げないのはよかった。
地固め療法が始まると、抗がん剤の副作用で吐き気が強くでだした。
何も食べれないし、水も飲めない。といっても、一週間も我慢すれば徐々に良くなって行った。
初めの一週間を乗り気ってしまえば、後は白血球が上がってくるのを待つだけだ。
クリーン期間も正直そんなに気にならなかった。
何故か分からないが、俺は与えられた状況をそれなりに楽しめるのだ。
病室から出れると言っても、外に出れたり、カフェでまったり出来るわけじゃない。ジジババでいつも埋まった会合スペースに行くくらいだ。
初めの方は特に、視線を感じる気がして嫌だったし、正直他に病気の人を見たくなかったので、それだったら部屋でのんびりyou tubeをしたり、漫画を読んだり、ゲームをするのも悪くない。
きつかったのは、やはり最後。前にブログで書いたような事があって、流石にきつかった。特に頭痛。
それに最後は、あと少しが長かったので精神的にきつかった。
初めから、まだかかるといわれて長くなるのと、あと少しと言われ続けて伸び続けるのは、全然違う。
でもおかげで色んな看護婦さんとの距離が縮まった気がする。
なかなか血球が上がらなくて、熱も下がらない時は、凄く心配してくれた。
俺もさすがにちょっと疲れていたので、頭痛の事や、なかなか白血球が上がってくれない事等へのもどかしさを初めて素直に表現した。
その事もあってか、血球が上がって色んな事がいい方向に向かった時は、自分の事の様に喜んでくれた。
心配したり喜んだりするのが、職業上の物なのか、心からの物なのか、ちゃんと分かる物なのだ。
最近は、完全にヘロヘロ状態だった。やっと体調が戻って、退院が近づいた。
今まで張っていた緊張感がとけて、何も考えられない。ただただ、『いやー、よかったー。』としか出てこない。
緊張感を取り戻したのは、外泊してからかな。また新しい日常に体を慣らしていかないと行けないという実感がわいたからである。
病院では病人で、周りも病人だ。
病人らしくゴロゴロしてればよかったが、退院すればしばらくは、『体力のない人』になるわけだ。
そこから常人レベルまで、無理せず時間をかけて、ゆっくりと体を戻していかないといけない。
その事をはっきりと実感した。
こう振り返ってみると、総体的に見て、最後以外はそんなにしんどくなかった。
入院が嫌だーっ!とかは思わなかった。しないといけないものは仕方が無いので、結構割り切ってのほほんとしてた。
本当にこんな性格でよかったと思う。
まあ、今となれば、『喉もとすぎれば、、、』である。
入院生活で1番キツかった事、それは吐き気でも飯の不味さでもなく、母親に週に3回、車で1時間かけて見舞いに来させた事である。
もちろん俺は、そんな頻繁に来なくても大丈夫だと言い続けた。
なんかクサい話になってしまったかもしれない。
でも、そんなもんなのである。
明日は、退院した事に関しての記事を書きます!
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