さてさて、前回は俺の隣のジジィ、『官房長官』について紹介した。
今回は2人目のメンバー、俺の向かいのベッドの患者を紹介しよう。
こいつははっきり言って年齢不詳だが、わりかし若いと思う。30代後半から、40代前半って所じゃなかろうか。
こいつの事は、俺は『タカヒロ』と勝手に呼ばせてもらってる。
ほとんど出くわさない上に、ニット帽を常にかぶっているから、顔が認識できないが、なんとなく、ダウンタウンの松本人志の兄、松本隆博に似ているからだ。
冒頭から、こいつ、こいつと言ってしまってるのは、それは『コイツ』(タカヒロ)が腹立つからだ。
なんでって?
何故ならこいつは、いつも若いナースと、楽しそうにラブラブ・トーキングしちゃってるからぢゃぁぁっ!!
先に言っておきますが、これは100%俺のひがみです。
ここの病院のシステムは、毎日1人の患者につき、1人の看護婦さんがつく。
看護婦さんの仕事と言えば、主に薬、点滴のチェック・交換であり、個人差もあるが、日勤帯の看護婦さん夜勤帯の看護婦さん、それぞれ3,4回は部屋に様子に見にくる。
様子を見に来た際、用事が済むと、すぐに看護婦さんは出て行くのがほとんどである。俺の場合でもそうだ。
でも、タカヒロは違う。なーんか、しばらくの間くすくす、くすくす笑い合ってる。
この傾向は、主に、担当のナースが若い時に見られる。どスケベがっ!
特に、ある俺と同じくらいの年のナースとは、すでに両想い入ってんちゃうかと思わせるくらい。
二人 『クスクスクス』
タカヒロ 『はははっ』
ナース 『ウフフ』
こんなんを、約15分~20分程聞かされてみ?
めちゃめちゃイライラしまっせ!
いや、いいんやけどね。大してかわいくもないナースやし。でも、逆に言えば全然かわいくない事もないんやけどねっ!
まあ、俺も血液内科の病棟にいた時、そこのナースと同じくらい、いやもっと仲良くなってたから、全然人の事言えないんですけどね。
でも、、、ゴメン! タカヒロ!!
俺はいいけど、お前はあかんねん、タカヒロ!
自分はええけど、他人にやられると腹立つねん、
タカヒロ!
世の中なんて、不条理やねん、タカヒロ!
おばちゃんナースとばっかり仲良くなってしまってる俺の気持ち、考えた事あんのか? タカヒロ!
タカヒロォォッー!!
それに、タカヒロはご飯の時、いつっも、ポリポリ何かを食べている。
そんな硬いメニューなんてないのに、ご飯をむしゃむしゃ食べた後、ポリポリッとか、コリコリッって音がする。
たくあんかな?
そして、ご飯の時以外にも、ごくたまにポリポリッて音が聞こえてくる。
たくあんっすか?
たくあん持ち込みっすか?
タカヒロォォォッー!!
エキセントリック成人ボウイ