ロシア「カラチャイ湖」 | Danger ctiy

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危険で危ない都市は世界中に存在する。


 

風景を見渡しても何一つ危険なところがないのだが、ロシア連邦に属するカラチャイ・チェルケス共和国にあるカラチャイ湖は放射能に侵された場所。人間が1時間もいれば死に至る。
この湖畔に1時間佇むと6000ミリシーベルトの放射線を受け、致死量を超える。世界で最も危険な湖なのだ。

ここにはロシア最大のマヤク原子力施設があった。元は核兵器開発のために造営され、長い間外国人が足を踏み入れることを禁じられてきた。1992年になり、初めて科学者が調査を始めると直ちに“世界一汚染された地域”であると宣言された。閉ざされた間、施設内ではメルトダウンが繰り返された。半減期が30年と言われるストロンチウム90やセシウム137などが、放射性元素のカクテルとなって川に垂れ流しされたという。

付近住民には癌が21%増、先天性欠損症が25%増、白血病は41%増と、明らかな健康被害が見られた。だが当時医師たちが放射能の影響について言及することは禁じられた。西洋の技術に追いつくため安全を軽視した開発が続き、いくつかの重大な事故の中には、1957年に9000平方マイルにわたってセシウムとストロンチウムをまき散らした爆発も含まれる。