風俗嬢の恋日記 -22ページ目

少しのしあわせ

今日の稼ぎはまぁまぁ。
もう少し稼ぎたかったのが本音だけれど、明日は予約が三件入ってるし今日のぶんも頑張ろう。

好きな人とはいつもよりたくさんおしゃべりできて、笑ってもらえて嬉しかった。
お昼ご飯を買いに行くほんの少しの間だけだけど昼間の街を彼と歩けた。
これくらいでまた嬉しくて泣きそうになってしまって、本当骨抜きだなぁ。

でも最近、どちらも忙しくてずっとお泊まりもできていない。
ちょっとだけでいいからギュッてされたいなぁ。
寂しいなんて言わないからさ、ギュッてしたいよ。

ためいき

久しぶりのお休みに、缶ビール一本ですっかり酔っぱらってしまった。

そんなときに好きな人から出勤確認の電話。
危うく「会いたい」なんて言ってしまうところだった。言ったってどうしようもないことなのに。
誰かを好きになるってこんなに切ないものだったかなぁ。

好きだなんて口が裂けても言えないし、甘えることなんてできっこない。
寒さが身にしみるなぁ。

悶々

たぶん何があっても、好きな人は私を好きにはならない。
よく分かってる、それくらい。

好きになってもらえないなら、せめて都合のいい女でもなんでもいいからそばにおいてほしい。
ベッドの中だけの嘘でもいいから好きだと言ってほしい。

好きな人が時々「貢いでよ~」なんて冗談を言うけれど、これさえ叶えてくれたらいくらだって貢ぐのに。
昼間の街を手をつないで歩いてくれれば、それだけで何をあげても惜しくないのにな。

昔は自分を好きになってくれた人となら誰とだって付き合えたのに、今はもう好きな人しか欲しくない。
なんてバカみたいなんだろうね。