ああ、また寄り道ばっかりだ。
 来週こそ、森博嗣です。
 今読んでいる本。 

 R・D・ウィングフィールド
『夜のフロスト』
 (創元推理文庫)

 これ750ページ以上あるんですよね。新刊ではないんですけど、
またまた古本屋で安く手に入ってしまって。これは読むしかない
でしょう、と。
 フロスト警部ってのは事務能力ゼロで下品なジョーク(ホントに
下品)が得意で仕事中毒のオッサンなんですが、これがまた
奇妙なキャラクターなんですよ。
 若い将来有望な刑事なんかと組んで仕事するんですが、こう
なると「見た目はまずくっても時折、鋭い発言をして若手があっと
うなる」なんて物語の展開があると思うでしょ?
 ところがそれがない。超イイカゲンな推理と捜査方法の上に、
複数の事件が多発して、メチャ失敗しつつ仕事を進めていく……
…そんな話のどこが面白いんだ、と言われると困るんですが、
ユーモラスな描写がやっぱり凄いなーと読み進めてしまいます。

 しつこいんですが、上品な御仁は絶対読まないほうが吉。