こんばんは、夢香です。
昨夜、仕事が終わって会社から出ると、そこでお義父さまが待っていたんです。
近くまで仕事で来たから、一杯やらないかって。
私、少し迷ったけど、断る理由も見つからなくて...。
お義父さまの行きつけのホテルのバーで少し飲んだの。
何だか怖くなったわ。
お義父さまの私を見る目が妙に優しくて。
そして、いつも見ているお義父さまよりもワイルドで逞しくて。
「娘と飲むのが嬉しくて、ついつい飲みすぎてしまったな。部屋でちょっと酔いを冷まさないか?」ってお義父さまが言うの。
だから、「駄目ですよ、お義母さまが心配なされます」って言ったら、「合格」ですって。
お義父さまったら、私が軽い女じゃないか試したのね。
私、安売りなんてしません。まだ賞味期限切れてないですもの。
でも、少しドキドキしたわ。
きっと、これがマリッジブルーというものなのね。