【トリニータ】契約更改交渉スタート(2010年12月2日付 大分合同新聞)
大分トリニータを運営する大分フットボールクラブ(大分FC)は1日、大分市内で選手の契約更改交渉を始めた。初日はベテランを中心とした11人に、青野浩志社長らが来季の契約提示などをした。
 交渉を終えた選手らの表情はさまざま。今季で契約が満了する選手の中ではDF菊地直哉、MF宮沢正史らが「来季の契約を提示された」と明かし、「財政が厳しい中、できる限りの条件を出してもらった」(菊地)と話した。報道陣に「ノーコメント」と言い、伏し目がちに会場を出る選手もいた。
 J1の複数チームから獲得のオファーを受けているDF藤田義明は「主力として大分に残ってほしいと言われた。大分に愛着はあるが、上のカテゴリー(J1)でやりたい気持ちもある。来週、東京で他チームの話を聞く」と移籍の可能性を示唆した。
 来季まで大分との契約が残っているFW高松大樹は「お金がないのは分かっている。大分に残るか移籍か、いろんな人に相談したい」。FW森島康仁は「活躍できず、申し訳ない気持ちでいっぱい。来季も大分で頑張る」と“残留宣言”をした。
 吉岡宗重強化部長代理は「来季は選手の年俸総額を今季より6千万円から7千万円削減するが、今年並みの人数はそろえたい。『新監督が決まらないと判断できない』という選手もいるので、できるだけ早く新監督を決めたい」と話した。
 2日は、負傷で治療中のMF姜成浩(カンソンホ)を除く、残り12人と1回目の交渉をする。



まだ正式発表がないので、公式リリースを待つしかありませんが、やはり、選手の年俸総額を今年よりさらに6~7千万削減するわけですから、高年俸の選手を引き留めることは難しいでしょうね。




選手の去就が気になって仕方ありませんが、そんな中、いち早く森島がブログで残留宣言をしてくれました。




クラブが厳しい状況の中、来年もトリニータの一員として戦ってくれることに感謝です。




ブログの中で『ほんとに大分トリニータが大好きです。大分の街や温かい人のために来年勝負します。』の言葉がありますが、大分への強い思いを感じられ、すごく嬉しいですね。




個人的に好きな選手なので、今年活躍できなかった分、来年こそは結果出して見返して欲しいです。





さぁ明後日は最終戦ですし、おそらく明日には契約更改の公式発表があるかな。