広島東洋カープ、過去にセリーグ3連覇したのに最近はBクラス止まり、気持ちよく野球を見れたあの頃が懐かしい。今年は新井監督1年目、チャンピオンフラッグ奪還に向けてチーム一丸となって頑張ってもらいたい。間もなく4月、野球というより、カープが好き!楽しみなシーズンです。


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で、過去の話


悪友とカップリングパーティによく行っていた時期がある。悪友は、背の高い2枚目キャラ、俺はチンチクリンな一人ボケ一人ツッコミ担当のうだつの上がらないオタクキャラ。


二人で落としにかかる女性は、ほぼ落とせる最強コンビと自負していた。


「ice先生、金曜日パーティ行きましょう!」

「良いよ!延長先生のお眼鏡にかなうパーティでもあるの?」


どうやら、情報誌を常にチェックしている延長先生によると、20代前半限定カップリングパーティがあるらしい。今回のパーティは、女性側も20代前半限定らしい。


二台のスポーツカーで横浜まで向かう。中古で買ったR32GTRを操る延長先生は意外にスピード狂だった。基本ビビリな俺の運転では追いつけない。


そして、若い人だけのパーティが始まる。

「ice先生、今回は若いだけで行きたい子が居ないですね。無駄だったなぁ」

「そうだね〜、あまり目を引く子は居ないね。帰りたくなった。」


その時、遅れて会場に入る女の子二人組!会場の男性の視線を一点に集める美人が一人!今風に言うと、小嶋陽菜の雰囲気がある。


一人1分間の自己紹介タイム開始。俺と延長先生は、そのこじはるにしか興味を示していない。目の前にいる女性とは適当に自己紹介して、こじはると会話できるタイミングを待つ。


「はじめまして。〇〇から来ました。仕事は〇〇関係の会社で働いてます。年齢は2◯才です!」

「はじめまして!こじはるです!今、絶賛失恋中です!仕事は、フリーターです。」


うん。こじはる、最強だ!可愛い!
延長先生とフリータイム前の打ち合わせをする。

あの子を両サイドから挟んで、話をしよう。二回目のフリータイムも、他を寄せ付けないようにして、笑わせよう!


と、簡単に作戦を決め、いざ!フリータイム!


15分間、二回目の15分間、他の男を寄せ付けず、こじはるを笑わせる。引き立て役に徹したので、多分、延長先生がこじはるとカップルになるだろう。


あ、延長先生がなぜ延長先生か、風俗に行くと必ず延長するから。ただそれだけの理由です(^^;)


気に入った人を書く時間になり、こじはるが運営側ともめている。どうやら、絞りきれないので2人の名前を書きたいと訴えている。


俺と延長先生は、こじはるしか書いていない。


そして、カップル発表!

運営側、
「女性人気No. 1の16番さん!男性は、14番!カップル成立です!前の方にどうぞ!」


あ、俺?俺で良いの?前に出る。もちろん、女性人気No. 1はこじはる。

運営側、
「では、今のお気持ちをお願いします。」

俺、
「いや、俺なんかがカップルになってしまってごめんなさい。」

こじはる、
「もっとよく知りたくなったので、選びました!」


2人で手を繋いで会場の外に出る。
外でお互いに一緒に来たパートナーを待つことに。

俺、
「なんで俺なの?俺より延長先生だと思ってた。背も低いし、ただの3枚目キャラだよ?」

こじはる、
「私に対して本気で向き合ってくれそうな人を探してたから、延長先生じゃなくてice先生が良かったんだ!2人の話は楽しかったしね!」


それから、4人で近くの居酒屋に向かった。


楽しく会話をしながらお酒が進み、酔ってきたこじはるの目付きが怪しくなりはじめた。

「ちょっと前に強姦されたんだ!妊娠してるかもしれないし!」


おーい( ´Д`)y━・~~
ここで爆弾発言する前に、病院行けよ〜Σ('◉⌓◉’)
しかも、口調が荒っぽくなって来た!ガラが悪い!


お酒を飲まなかった延長先生は、重い話題になった時、すっと席を立ってトイレに行き、俺にメールして来た。

『重い女、好きだよね?あとは任せたから、先に帰るね!幸運を祈る!』


いやいや、初対面でこんな話をぶっ込んでくる人と、楽しくお酒を飲む雰囲気にはならない。少しお酒を追加して飲んだあと、帰ることにした。


駅まで見送るその道中携帯の番号を強引にねだられた。こじはる達は仲良く電車で帰路に着いた。俺は、車に戻り朝を待って帰る。


正直、面倒には巻き込まれたくないし、こじはるとは終わりにしても良いかな?と思っていた。1つ失敗したのは、携帯の番号を教えたこと。そう簡単に知り合えるレベルの美人ではないのは間違いない。それでも、ガラの悪さと底知れぬ大物感がこじはるに対して怖さを抱かせていた。



翌日から、こじはるからは定期的に電話がかかってくるようになる。仕事の都合もあり、お誘いは断っていたのだが、土曜日にどうしても会いたいと言う。じゃ、良いよと答えてしまったが、その後どんな展開が待っているのか、この時は予想もできないでいた。