日本初(たぶん)の条例案を提出! | いっしょに生きよう、明るいみらい。

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さて、3月議会初日の本日、われわれ「明るいみらい・やまと」は、みんなの党・大和と協同で日本初(たぶん)の条例案を議会に提出しました。



その名も・・・「大和市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例」


なんのこっちゃ(・・。)ゞ




平たく言えば「ネットで選挙公報が見れるようにするってルールをつくろう!」ってだけです。


はい。つまりそれだけ。


でも、これが実は日本中ほとんどやれていない。

今回、震災で被害にあった東北3県だけ、例外的に行われましたが、東京の一部の市を除き、基本的にはどこもやってません。



なので、もはやあらゆる世代がネットを使う世の中で、選挙の時の選挙公報だけは新聞折り込みでしか見れないってのが実情です(一部、公共施設等にも置かれます)。


ところが、この条例案が大和市議会で可決されれば、少なくともまず「大和市議会選挙と大和市長選挙」だけは、ネットで見れるようになる!

と、まあそれだけの条例案です。


なのに全国初(たぶん)

さて、大和市は全国初の条例が制定される市になれるのか??




採決は3月23日です!


ちなみに、今日の議会本会議で、代表してみんなの党・大和の山本議員が読んだ議案説明文は以下のとおりです。



ご承知のように、今現在、大和市議会議員及び大和市長の選挙における紙媒体の選挙公報は、選挙人の手元に「新聞折り込み」という手法で届けられます。また新聞を購読していらっしゃらない方々に対しては市内各所に選挙公報が置かれているので、そこで入手するという形になっています。

現行では通常告示日の3日後には選挙公報の新聞折り込みや市内各所への設置がなされるとのことです。

このような選挙公報の状況に関し、期日前投票を利用して投票をおこなう方の中には、選挙公報を見ることができないまま、投票せざるを得ないといったケースの問題が指摘されております。期日前投票をする方が近年飛躍的に増加していることまた多くの世代で情報媒体としてのインターネットを利用する方が多くなってきていることから、選挙公報をホームページに掲載していくことが広く国民から求められており、これが実現すれば選挙公報の印刷・配布などにかかる時間的制約をなくし、また選挙人が紙媒体を市内の置かれている所へ取りに行くことなく、自宅で選挙公報を目にすることができるようになるなど多面的な効果を期待されているところであります。

この流れを受けて、昨年7月29日の第177回国会政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会においては、日本共産党の井上さとし議員の質問に対し、当時の片山総務大臣が「法的には可能」という答弁を再三しております。また、昨年12月1日の神奈川県議会の本会議にて黒岩知事も「次の選挙からでも実現させたい」と、答弁しています。

一方、私たちの大和市に目を向けてみますと、先の市長・市議会議員選挙では、神奈川県の中でも多くの注目を集めていたにもかかわらず、投票率が約42.4%にとどまり、私たちは議会に関わるものとして、また一有権者として、大きな課題を負う事となりました

 今後の流れの中で県が、あるいは国が選挙公報をホームページに掲載することになっていったとしても、大和市の政治が有権者の半分以下の方々にしか信託されていないという現状に鑑み、一刻も早く大和市議会としての姿勢をはっきりと市民の皆さまにお示しし、一人でも多くの市民の方々に、政治に、選挙に興味をもっていただくことが必要であると考え本条例改正案を提出させていただきます。

よろしくご審議の上、ご賛同賜りますよう、お願い申し上げます。