グラフの読み取り注意点 | 世界は「ことば」でできている 〜文系講師の受験ブログ

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令和百人一首リレーの管理人です

文系講師マゴメです。

 

半分くらいの生徒宅に、

今年はたまたま新年の挨拶をしていると思うんですが、

挨拶していないからと言って、

無視しているわけではないです。

 

しないのが通常営業です。

「挨拶くらいすれば?」

 

わたしは普段は相当気をつかって挨拶はしていますし、

挨拶はとても大事だと思っています。

 

ただ、

「新年」や「結婚式」など、

儀礼的なものが嫌いなんですよ。

もちろん我が家では結婚式をしていない

 

招ばれてもいかないのでよろしく。

葬式は行きます

 

そういうときに「失礼なやつだ」と思われないよう、

普段の挨拶はちゃんとしようとこころがけています。

 

めんどくせえやつ

 

早く本題に入ってください

 

 

最近文字数が多い記事が続いたので、

今日は少し短めに書きます。

 

上記は、

2年前に解いたラ・サールの社会の記事です。

 

都内の入試でも、

インバウンドって用語が出そうだぞ、

なんて書いていますが、

すでに小6生には常識です(たぶん)。

 

海外から日本への観光客、

 その国籍別上位4カ国はどこか?」

 

「1位 中国」

 

「2位と3位 韓国か台湾ほぼ同じ」

 (2017は2位韓国;3位台湾)

 

「4位 香港」

 

2019まではだいたい同じ。

受け入れ数も日本はまあまあ多いほうで、

世界で12位(1位はフランス)。

 

2020は当然ながら観光客数は減りました。

 

全体のグラフはこうなります。

 

むだに2枚同じグラフを出してしまいました。

2020はどんと減ってますね。

 

あ、

いちおうグラフを読み取る際の注意点を書いておきます。

 

ポイントは、

左側に書いている縦軸の「単位」です。

 

2020の訪日外国人旅行者数は?

 

「729人!」

「412人だろ!」

 

などと間違えないように。

 

412万人ですね。

 

ワンポイントアドバイスですが、

 

「今までそんなミスはしなかったのに、

 本番の入試に限ってミスしてしまう」

 

それが中学受験です。

 

小学生ですからね。

 

「グラフが出てきた瞬間、

 縦軸と横軸の単位にエンピツで

 丸をつけて確認する」

 

そういう習慣づけをするのがオススメです。

 

「こうるせえ・・・・」

「生徒はそういうアドバイスを大量に受けるらしい・・・」

 

さておき2020年の訪日外国人旅行者数は、

412万人なので、

2019年の約7分の1、

およそ13%になっています。

「その計算くらいなら出題されるかもね」

 

国籍については、

2020もそれまでとほぼ同じです。

(中国・台湾・韓国・香港)。

 

2021の速報値も、

日本政府観光局のエクセルデータを見つけたんですが、

これ本当にあってる・・・?

 

23万3800人。

 

2020からさらに大幅に減りました(5.5%くらい)。

 

94%減。

 

そんなに減っているのか・・・

 

内訳も、

1位は中国だけど、

2位がベトナム!?

 

「・・・さんざん書いてもらったあとで、

 こういうことを言うのもなんだけど・・・」

 

はい。

 

入試に出しようがないですね、これ。

 

出すとすれば、

 

「2021は五輪があったので、

 日本への観光客数は2020より増えた。

 マルかバツか?」

 

これくらいかな??

 

無観客開催だったことを覚えていれば、

当然バツ、

つまり減ったことは推測できるでしょう。

 

根拠がある推測は、

国語だけでなく社会でも大きな武器です。

 

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