THE名門校:塾なしハーバード | 世界は「ことば」でできている 〜文系講師の受験ブログ

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令和百人一首リレーの管理人です

THE名門校という番組があって、

たまに録画しています。

(生徒の志望校の場合など役立つ)

 

 

 

前回放送ではかなり貴重なインタビューが出ていました。

 

 

「伊沢くん?」

 

さすがに伊沢くんは、

「見ない日がないよ」というくらい出ていると思います。

 

この調子でどんどんいっちゃってください。

 

「あのお母さんでしょ?」

 

はい、廣津留すみれさんのお母様、

廣津留真理さんですね。

 

 

 

 

 

 

 

「娘をハーバードに合格させ首席で卒業させた」

という感じで称揚されがちですが、

 

「塾なしで」

 

というところが、

今の風潮に全く合っていないわけで、

取り上げにくいのもかもしれません。

「でもあのお母さん、好きでしょ?」

 

はい。

 

好きというか、

保護者としての私と、

ほぼ(いや、全く)同じ意見なので、

「いたのか、いや、いらっしゃったのか!」

という感じです。

「カットされた部分も含めフルバージョンを見たいね」

 

本当に。

 

もっと過激なことを話している気はします。

 

私が担当した生徒の保護者の方で、

話し方までそっくりなかたがいます()。

 

廣津留さんは、

「親としてやらなかったこと」

として4つ挙げていますね。

 

1「塾に行かせない」

 

2「偏差値を教えない」

 

3「年齢別に教えない」

 

4「子ども部屋で勉強させない」

 

 

その真意がどこにあるかわかりにくいでしょうから、

上のTVerで実際に番組を見ることをお勧めします。

(配信は月曜までかな?)

 

保護者としての私は「1から4まで」すべて同じです。

 

ちなみに「1」や「3」については、

娘の学校の教師とめちゃ対立したことがあって、

 

(・・・7行ほど削除・・・・)

 

だったわけです。

 

削除していないバージョンはいつかしれっと公表します

 

「3:年齢別に教えない」

は分かりにくいので、

私から追加説明してみます。

 

「学校で習っていないはずの漢字を、

 知っていても書いちゃダメ」

 

などという謎ルールの対極と思っていただければ、

まちがいないです。

 

体格や体力面などで制限はありますが、

大人と子どもは同じです。

 

ちゃんと説明すれば、

子どもでも大抵理解できるし、

理解できない・理解しようとしない大人もいます。

 

暗記能力だって子どもが上だし、

瞬発力も上。

 

学問に臨む姿勢や環境としては、

子どものほうがむしろいいんですよ。

「ただ子どもの弱点はすぐお腹が空いちゃうこと」

「胃が小さいからね」

「あとすぐ眠くなっちゃうところ」

「あいつら10時に寝るからね」

 

「3:年齢別に教えない」について、

番組での廣津留さんは、

「先にゴールを見せる」

という言い方で語っていました。

 

スポーツ選手の子は、

なぜそのスポーツが得意になるか、

という具体例を使っています。

 

遺伝的な面だけではないですね。

 

幼い頃から親を見て完成形を知っている、

そのためにどういう努力をしているか、

間近で見られる。

 

これが本当に大きいわけです。

 

逆に、

子どもをナメるというか、

見下した感じで接するのはよくないです。

 

「読み聞かせ」ってのも、

すでに上から目線ですからね?

「またすぐそういうことを言う」

 

私だけが言ってるんじゃなくて、

五味太郎さんがおっしゃったんですけど。

 

さておき、

20年前の塾講師が見たら、

娘のすみれさんの勉強法からして、

めっちゃダメ出しするでしょうね。

 

20年前どころか今でもそうかもしれない。

 

それは私も体験してきたことなので、

まちがいないです。

 

そんなやり方じゃダメだと何回言われたことか。

 

この番組も、

「天才がやった勉強法」

なんていうキャッチフレーズなので、

 

「まあ、うちは天才じゃないからいいや」

 

「例外だよね」

 

で片付けられそうです。

 

もういいですけどね、例外扱いされても。

 

私は生まれてからずっと、

もう50年以上例外扱いされてきたわけで。

 

でも最近はちょっとだけ風向きが変わりました。

 

「昭和から平成までの教育のほうが、

 歴史的にはむしろ例外だったのかも?」

 

「海外の大学のほうがいいかもね」

 

というひとは増えてきています。

 

「ちょびっとだけどね」

 

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