中受と競馬に見る初心者のカベ | 世界は「ことば」でできている 〜文系講師の受験ブログ

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講師生活27年文系プロ家庭教師のブログです。

令和百人一首リレーの管理人です

サピかNだと思うんですが、

 

「カベ」という比喩を、

わかりやすく置き換える問題がありました。

 

せっかくなんで、

「ハードル」「天井」、

「ガラスの天井」まで教えた、

文系講師マゴメです。

 

「ところでサピとかNとかって何?」

 

サピックスと日能研に決まってるだろ、

と言いたくなりますが、

言われてみれば、

一般のかたには通じない可能性が高いですよね。

四谷大塚はY

「サピはわかるけどYとかNはちょっとね」

 

そうそう、ここからなんですよ。

 

保護者の皆さんが感じる、

「中受への障壁」は数多いですが、

まず、

「略語や比喩の多さ」が挙げられます。

 

「一志」が第一志望というのはわかりますが、

「首都模試」

なんて、

首都圏模試と2文字しか変わらねえじゃんと言いたくなります。

 

「カテキョに課金」

「沼」

「女優」

「熱望校」

「熱望と第一志望はどう違うんだ」

と言いたくなる気持ちはわかります。

 

で、

略語や比喩を説明しようという回ではありません。

 

なぜこんなことを書いているかというと、

「略語や比喩がほぼ存在しない分野」

を発見したからなんでした。

 

それが「競馬」なんですね。

「あ、競馬やってる?」

 

あー、やってないですね。

 

「3連単を3連って言わない?」

 

3連単と3連複があるので、

3連系とは言っても3連ということはほぼないですね。

「パドックや返し馬をパドとか返しとか」

 

まず言わないですね。

「でもダート1600メートルとは言わないでしょう」

 

さすがに「ダートせんろく」くらいにはします。

 

正式名称にこだわるわけじゃなくて、

紛らわしい表現を避けるって感じでしょうか。

 

「競馬やってる?」

 

やってないですね。

 

最近「ウマ娘」というゲームから、

本当の競馬に興味を持った初心者が増え、

いままでの競馬ファンが、

まったく気にしなかったことに、

とつぜん気づいて驚いているようです。

 

「なんで入場料こんなに安いの??」

「あの遊具は無料で遊べるの?」

「推しへの馬券が100円から買えるの!?」

「ゴールドシップの子供がもういるんだ!!」

「血が繋がってる子がめっちゃいるじゃん!」

「ご飯が安い」

「馬券が当たって、

 お金が増えちゃったんですけど」

 

「話がずれたというレベルではないね」

「完全になんの話かわからない」

 

こういった初心者へのハードルの高低が、

「来てくれると嬉しい」

「来られると嬉しくない」

という違いからくるものなのか、

考えています。

 

競馬は他人の金の取り合いだから初心者歓迎、

中受は他人の子供との競争という面もあるわけで。

 

あといっこくらい、

株式市場あたりを考えれば、

何か大きなヒントになりそうですが、

しょせんここは受験ブログなので、

どなたかお願いします。

 

 

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