そういうわけで複数の生徒から、
全科目の素点を教えてもらっていますが、
(相変わらず四谷の採点早いです)
まさかここに書くわけにもいかないということで、
とりあえず国語の内容と感想だけ。
(問題入手しました)
(いつもありがとうございます)
「主人公がだんだんと高齢化している」
という話は以前ちょっと書いたと思います。
流行りなんですよ。
以前は「主人公は小6の男の子」と、
決まっている学校もありましたが、
さすがに最近は違います。
開成中あたりだと、
「主人公がバリキャリの働く母親」
という作品もついに出ました。
2018の「きまじめな卵焼き」
しかも設問が全問記述という、ね。
国語が得意な子はぜひチャレンジしてください。
https://www.yotsuyaotsuka.com/chugaku_kakomon/system/classes.php?id=10
なんだっけ、
そうだ合不合だ。
吉田桃子さんの、
「ばかみたいって言われてもいいよ」でした。
主人公は中2ということで、
そこまで大人ではないです。
しかも中学生が主人公と言っても、
たいていは幼いし、
今どきの小学生の方が大人だったりするので、
そこまで難しくはありません。
「ははん、これは初恋ものだろう」
「駒場東邦の2019だな」
と思ったら、
ちょっと外されます。
そこまではいかないです。
あ、そうだ、
「なぜこの物語のこの場面を出題するのか?」
これは考えておいたほうがいいですよ。
第一志望校であれば特に。
一番わかりやすいのは〇〇中です。
(いちおう伏せた)
「システムvs個人」
「個人が負けそうになるが決して負けない」
(戦う場合と逃げる場合がある)
という構図が多いです。
今回の合不合で言えば、
「少しだけ」そういうところはありますが、
そこまで対決している感じはないと。
じゃ何がポイントなんだと?
「回想シーンが入っていること」
最近の流行はコレなんですよ。
小説全体がそうなのかもしれませんが、
「すでに大事件は終わってしまっている」
「その大事件への対応の違いや、
大事件から受けた影響の違いを描く」
こういうのは増えています。
そういう場面を出題することで、
どんないいことがあるのかと?
前回書いたように、
「時系列についていけるか」
これがひとつ問えますね。
「回想シーンはここから何行目までですか?」
というのは、
中堅の学校では出されがちです。
(もちろん楽勝です)
(ナメられています、ええ)
もうひとつ、
「対応の違いから
価値観の違いを導き出せるか」
これも重要です。
あとは、
「事件後の関係性の変化」
この辺の読み取りは私の授業の生命線なので、
とりあえずここまで。
けちんぼ
あまり書いてしまうとあれですが、
「物語中に悪者が登場しない」
というのは、
結構重要だったりします。
「誰かを悪者に仕立て上げる」
というのは、
中学入試国語と真っ向から対立する考え方です。
ほとんどの文章で、
「悪者はいない」んですよ。
じゃなぜもめごとが起こるのか?
これはひとつ中学入試のテーマになりえます。
そういうわけで、
「すべては旦那が悪いのだ」
「すべては隣の隣の奥さんが悪いのだ」
「すべてはあの教師が悪いのだ」
なんて言ってないですよね??
子どもが聞いてたら悪影響・・・・
と言いたいところですが、
子どものほうは意外と、
「そうじゃないのはわかってる」
という場合もあるので、
大丈夫かもしれません。
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