空間の表現者このようなキャッチボールなしには設計作業は進まないことを念頭に入れておいてください。そのキャッチボールの中で、設計者の「建築思想」とも言うべきものが見えてくるはずです。そういうわけで、ある設計者の「建築思想」がどのようなものかを見極めるには、作品を自分の目で見るのが手っ取り早い方法なのです。設計者の著書を読むことも有用でしょうが、建築家の文章は難解なものが多いことを知っておきましょう。いうまでもなく、建築家は空間の表現者であって、必ずしも文章の表現者ではないからです。