W202と呼ばれているメルセデスベンツ Cクラスのヘッドライト配線は、経年劣化で被覆がパリパリになってしまう様です
そこで、今回は後期型のヘッドライトの配線修理に挑戦してみました
修理するには配線を引き直せば良いのですが、圧着端子がカシメられていて外す事が出来ないという事と
使われているコネクター類も入手は難しいという問題が有りました
ヘッドライトの表側から5本のターミナルまわりをヒートガンで温めながら、ターミナルをコンコン叩いてみたら、上の画像の様な状態で摘出出来ました
コツは、5本のターミナルを順番に1mm位ずつ叩き込んでいく感じです
5本のターミナルはカシメられていて再使用出来ないので、図面引いて
一応RoHSも考えてカドミレス真鍮で削り出しました
カシメではなくネジ穴にしたので、次回の配線修理は楽勝です❗️
次回は20年以上先の話だとは思いますが😅
プレートは耐熱樹脂で作製して、万が一経年劣化で樹脂製プレートが痩せてもネジがゆるまない様に真鍮製カラーを埋め込みました
仕事柄?コネクター類は入手出来たので、全て新品で作れました
今回は純正と全く同じではなく、ロービームのコネクターをCRUIZE H7 LED 45Wの端子に合わせた形状に変更しました
取り付ける時は、ヒートガンで温めながら真鍮製ターミナルをヘッドライトハウジングに叩き込みました
叩き込んだターミナルに樹脂製プレートを乗せて、圧着端子をネジで締めます
配線は1.25sqを使用
以上、弊社の本業ではないのですが、せっかくなのでブログに書いてみました😊