New‼️ BCNR33 GT-R専用LEDキット35W | CRUIZE公式ブログ

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BCNR33 GT-R専用LEDキットに35Wモデルがデビューしました❗️





キット内容は
H1ロングLEDバルブ35W ×2本
専用バルブアダプター ×2個
専用防水カバー ×2個
平型端子
になります。




ご参考までに、こちらの画像はロービームにH1ハロゲンバルブ装着時の計測値で8500カンデラ




こちらの画像はにLEDキット装着時で28200カンデラ

カンデラ値でノーマル比3.3倍になり照射範囲も手前側と左右に広くなります。

対向車に眩しくない配光である事も確認済です。




こちらはハイビームで127900カンデラ

かなり遠方まで照らす事が出来ます。

車検対応品です。




前中期ロービーム/前中後期ハイビームの取り付け説明書はこちらのリンクからご覧頂けます





このLEDキットに使用している新開発のLEDバルブは、LEDチップが載っている銅基板の側面にヒートパイプを設置した事により、基板を薄くして左右のLEDチップの間隔を狭めても多くの熱をヒートシンクへ運ぶ事が出来る為、更なる配光の最適化とハイパワー化を同時に実現致しました。

ヒートパイプは一見ただの銅製の丸棒に見えますが大変な優れもので、パイプの名の通り中は中空で真空になっていて、その中に少量の液体が入っています。

その液体がLEDチップの熱で蒸発して音速でヒートシンク方向に熱を運び、ヒートシンクで冷やされて液体となって再びLEDチップの方に戻って来ます。

この循環により大量の熱を運ぶ事が出来ます。

余談ですが、ヒートパイプが初めて使われたのはアメリカの人工衛星で、身近なところではハイスペックなパソコン内部の冷却に使われています。




ヒートパイプ・銅基板・アルミボディーで運ばれた熱は、上の画像のヒートシンクで放熱します。

ボディーはアルミニウムの中で熱伝導性の良い#6063を使用しています。

実際に製品をご覧になられた方はコンパクトなヒートシンクのサイズに驚かれますが、冷却風の吹き返しや逃げによる冷却損失への対策を積み重ねた結果、このコンパクトなサイズが可能になりました。

これは、オイルクーラーの前に導風板を取り付けると、走行風がコアのフィン部分を避けにくくなるので冷える様になるのと同じイメージでしょうか🤔




ハイパワー化により増えた熱量を放熱させる為、ヒートシンク部はヘッドライト外側にレイアウト。





その為の防水カバーを新設。

ブルーで表示されたシリコン製カバー以外は、耐熱温度200℃以上の高強度エンジニアリングプラスチックにカーボンファイバーを添加した材料で作られています。




シリコン製カバー部分は、設計→3Dプリンターで形状確認→金型製作→生産。

シリコンゴムはキッカケが有ると簡単に裂けてしまうモノが有るので、その点に注意をして生産しました。






配光の良否を決めるLEDチップのポジショニングは、0.25mm刻みでポジショニングの違うバルブアダプターを試作して、実際にヘッドライトに装着してヘッドライトテスターで繰り返し評価を行いました。

結果的にLEDチップ位置をセンターからオフセットした方が良好な結果となりましたので、バルブアダプターには上下の指定を設けさせて頂きました。ちなみに△印が上側になります。




BCNR33のライトを明るくする場合、後期純正キセノンライトの流用という定番の方法も有りますが

・製廃後に価格が高騰して現実的には難しい

・前期ライトのデザインが好きだからこのまま乗り続けたい

この様にお考えの方には、当LEDキットがお役に立てるかと思います😊




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