スピードツインキターーーーーー!
1977年式のスピードツイン ボンネビル。650ccから750ccになり、なったが、時既に遅し日本車の四発が世界を席巻。悲運のモデルです。
それでもボンネビルの名は死なず、俺達のハートをキャッチして離さない。
関係ないが、チョット高いソーセージのジョンソンビルをOkで見る度にボンネビルを思い出してしまう。あれ、もう少し安いといいんだけどねー。BBQでジョンソンビル持ってきたヤツって良いもの持ってきたぜ感出すよね。
それは俺か。しかもただのビルつながりだし。
話しは戻ってT140
T140のスポークは日本では見つからない。調べると、リヤのスポークだけで数種類ある。
さらにコットンリール(ハブの事)は分解式。
さらにさらにアフターマーケットでは品番が同じ。どーしろっての。しかも、スイングアームにガタがある。
それでも何とか手に入れるが、パーツリストのスポークと長さや角度が違うんだよ。
ま、調整出来れば問題無し。
まずはホイールWM3のニップルホールが新しいニップルと合わない。リールも穴が合わない。
ステンレスのスポークのせいで太くなっていた。
ノーチョイスでドリルで広げました。
次にスポーク自体はショートとロングのインナー。アウターも同じ。これはオフセットがデカイ事を意味します。
入院時にはすでにガタガタだったので、スプロケット側かブレーキ側どっちのオフセットなのかわからなかった。
パーツリストによると右側にロングなので、ブレーキ側をロングにしたら、車体センターから大きく外れるじゃん!
で、色々試行錯誤してスプロケット側にロングで、オフセットは38ミリとする。
次にスイングアーム。
ブッシュの摩耗により左右にガタガタ動く。
まずは新品のブッシュと入れ換える。
で、終わり。ではない。
トライアンフはエンジン内も含めてカッパーブッシング多く使っているが、挿入した後にクリアランス調整が必要。
そーしないと、そもそもインナーブッシュやカムシャフトが入らない。
なので、各種のリーマーが必要です。
が、このリーマーが曲者。当時の純正パーツならば良かったのかもしれないが、現在のパーツはアフターマーケット。
アメリカ時代にこのリーマー使うとクリアランスが大きくなってしまう事が良くありました。
ま、良く動いて良いと考えることも出来るけど、耐久性は落ちます。
なので。スイングアームのブッシュはホーニーングで対処。時間は多少かかるが、好きなクリアランスを得られる。
ここで、優しいオジサンはリヤブレーキペダルの動きが悪い事を発見して、スイングアームが取れてるときに整備してやろうと見てみた。
錆を落としグリスアップしてあげる。
で、取り付け。。。取り付けが難しい!
場所の狭さとリターンスプリングと構造で腕があと2本ほしくなるぜ。
で!やっと完成。フロントスポーク、リヤスポーク交換、調整、スイングアーム修理、調整、リヤブレーキ修理などなど。
久しぶりにトライアンフをやりました。
何か懐かしい気持ちになって、楽しかった。
組終わり、試乗しました。そーだった!トライアンフの足回りは秀逸だった!
この安定感は当時の日本車では無い。
直線もコーナーも何の不安感なく乗れる楽しさ。ずっと走っていたくなる。
アクセル重いけど。