【開港150周年!客船万来の水の都】
大阪港は古代より難波の津として朝鮮半島や中国などから来る船の玄関港でもありました。
幕末の慶応4年、1868年には海外に向けての貿易港として開港され、150年経った現在ではアミューズメント施設も建ち並び、大型クルーズ客船も多く来航する人気港となっています。
今年2017年だけでも、フォーレンダム、ロストラル、オーシャン・ドリーム、飛鳥Ⅱ、ダイヤモンド・プリンセス、シルバーシャトー、コスタ・フォーチュナなど有名な船が多数寄港しています。
プリンセス・クルーズの新造船マジェスティック・プリンセスや、この夏に日本発着クルーズを開始したスーパースター・ヴァーゴも毎週やってきています。
引退した女王船クイーンエリザベス2は、2008年3月19日に最後の世界一周クルーズの途上で大阪に寄港しました。
この時は日本で唯一大阪港だけに寄港したので、多くのファンが早朝から詰めかけ、夜の出港の際も雨が降りしきる中たくさんの人々がいつまでも別れを惜しんで見送っていたそうです。
ちなみに大阪港では客船を眺められるスポットが多数あることもクルーズファンを喜ばせるポイントとなっています。
一番海に突き出た中央突堤先端の通称ダイヤモンド・スポットは夕日の絶景が評判ですし、天保山岸壁は船を間近に見ることができます。
大観覧車に乗れば船を見下ろせたり、様々な角度で見ることができるので、デートカップルにもおすすめですよ♪
【観光地へのアクセスも便利!】
大阪港には大阪市営地下鉄中央線の大阪港駅がありますので、そこから乗れば10分少しで本町駅に着きます。
本町駅で御堂筋線に乗り換えれば、5分で大阪の中心地、梅田駅に着きます。
ミナミの心斎橋(グリコの看板のある街)駅までなら2分、なんば駅までなら3~4分ですから、とっても近いですね。
ユニバーサルスタジオジャパンに行きたい人は、大阪港の西側にあるシャトルクルーザー・キャプテンライン乗り場から10分で
ユニバーサルシティポートに着きますから、これまた便利なんです!
神戸に行きたい人は梅田からJR・阪急・阪神電車に乗れば30分くらいで神戸三ノ宮駅に行けます。
中華街で食べ歩きしたい人、異人館めぐりをしたい人はぜひどうぞ。
さらに京都観光をしたい人も、JRなら大阪駅から京都駅まで最短30分、阪急なら梅田駅から河原町駅まで45分くらいで行けるんです。
紅葉の名所、嵐山へ行きたい方なら梅田駅から桂駅まで行って乗りかえして嵐山駅まで、50分もかかりませんよ。
もちろん港周辺で楽しみたいという方も、すぐ近くに人気スポットがあります。
船を見下ろせる大観覧車は直径100mもあり、明石海峡大橋や神戸の六甲山まで眺めることが出来ますし、ジンベエザメが泳ぐ巨大水槽のある海遊館もすぐ近くです。
車好きの方は港から10分の場所にある築港赤レンガ倉庫にあるクラシックカー博物館ジーライオンミュージアムもおすすめ。150台もの名車が展示されていますよ!
【食い倒れの街・大阪!】
大阪といえば言わずと知れた食い倒れの街!
客船ターミナルに隣接する天保山マーケットプレイスには大阪のご当地グルメが大集合した「なにわ食いしんぼ横丁」があるんです!
大阪のソウルフードである粉もんのたこ焼き・お好み焼き・いか焼きをはじめ、うどんにラーメン、カレーライスに海鮮丼、わらび餅など気軽に食べられる大阪名物が目白押しです。
しかも店舗は昭和40年前後の大阪下町を再現しているので、昔懐かしい雰囲気。
ボケとツッコミが大好きな大阪らしく、お隣の海遊館にちなんだ魚に関連したパロディ看板もいっぱい飾られているのでよ~く見て楽しんで下さいね(^^)
ちなみに、いか焼きといえばいかの丸焼きをイメージされるかと思いますが、大阪で言ういか焼きは違います。
刻んだいかの身やゲソを出汁でといた小麦粉の生地に混ぜて、プレスしながら高温で焼き上げるのが大阪流。
特製ソースを付けて食べるのですが、おやつとしてもビールやお酒のアテにもピッタリです。
そしてカレーライスもちょっと変わっています。最初からカレーとご飯が混ざっていて、真ん中に生卵が盛られています。
これにウスターソースをかけて混ぜて食べるのが大阪名物「自由軒」のカレーですので、ぜひ味わってみて下さい。
ソースをつけないで食べる会津屋のたこ焼きも風味抜群で美味しいですよ!