価格の重要性 | ミッドタウンで暮らすクリュ会長の日常

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お疲れ様です!


最近なぜか色々なメッセージがきます。(またアメブロが流行りだしたのかな?)



その中で興味深いメッセージが2つあり、



一つは



「僕のブログの記事内容をそのままパクったブログがある」


という密告メッセージです。



僕はブログ内容に著作権を主張するつもりはさらさらないのですが、悪用された場合は大人の解決をはかりますニコニコ



悪用でなければご自由にどうぞ!



2つ目は


経営相談なのですが、要約すると



「不景気で消費税もあがり、消費者も購買意欲がなくなりつつある。こんなときこそ値下げすべきか?」


という相談です。


ぼくの周りでも結構悩んでる人もいるんで僕なりの見解を書きますね!



そもそも他の店が、同じような商品を売っていたとしたら、ほとんどの人は、


「自分も値段を下げなければいけない」



と感じてしまうものだと思います。



しかし、低価格競争に巻き込まれた状態で一度価格競争力を失ってしまったら一貫の終わりだということを認識してる人は多くはありません。



つまり、低価格戦略は非常にリスクが高く下手したら倒産してしまう戦略です。


従って、ぼくなら自分の商品は少しでも高く売りたいと考えます。(もちろん商品に自信がある場合に限りますが)



では

「どうすれば商品を高く売れるようになるのか?」



実は、その答えは最新の研究でも発表されています。


その研究によれば、



人は商品の実際の価格よりも、その商品を使うことによって得られる時間(経験)に対して、より強い関心を持っています。



つまり、商品そのものよりも、その後の時間(経験)に焦点を当てて伝える方が高く売れるというものです。



例えば、コピーライティングの講座を5万円で販売するとしたら、他の講座と比較するのではなく、次のように、読み手自身の給料と比較してみます。



『あなたは、広告業に勤めていて30万円~40万程の月給を得ているでしょう。しかし、この5万円の講座では、あなたが会社で学ぶものよりも10倍も濃いテクニックを学ぶことができます。そして、このテクニックを身につければ、あなた自身の力で毎月200万円を稼ぐことだって可能なのです。』



いかがでしょうか?



この例では、5万円という受講費と、コピーライティングを身につけることによって将来手にする報酬を比較しています。



こうすることによって、読み手は、心の中で自分の未来を思い描きます。



単純な他社の同一商品との比較をするよりも


遥かに読み手の心に響くでしょう。



このように人の9割は購入の決断を『感情』で行います。

ロジックで決断する人は、全体の1割にも満たないと言われています。



だからこそ、人の感情を汲み取ったマーケティングこそが、この不景気には最重要であり

この時期に値下げするのはお馬鹿さんのすることで、
せっかく国が値上げするチャンスをくれてるのだから
きちんと値上げすべきだ


と僕は考えています。


値上げしても「安い」と顧客が購入するような仕組みをつくればいいだけですからね(^^)



皆さんはどう考えますか?


さてぼくはもう一仕事してきます!


それではまたー