伴奏を作るには、コードに関しての知識が必要不可欠となります。
しかしながら、いきなりコード進行の事を学び始めると、学習行程でかなり躓いてしまうと思います。
伴奏を作るための音楽理論を学習するなら、コードとは何なのかという事をまずは学んだ方が良いです。
![音符のイラスト](https://stat.ameba.jp/user_images/20211105/16/crsuzumiyaharuhinoyuutu/df/5e/p/o0840045015026771419.png?caw=800)
コードとは何なのか?
コードとは、日本語で和音というように、二つ以上の音が同時に鳴らされて響き合っている状態の事です。
コードには協和音と不協和音があります。
協和音は同時に鳴らされた二つ以上の音が綺麗に響き合っている状態の和音で、不協和音は同時に鳴らされた二つ以上の音が干渉して濁った響きになっている和音の事です。
![協和音のコード](https://stat.ameba.jp/user_images/20211105/16/crsuzumiyaharuhinoyuutu/aa/fe/j/o0640024015026771527.jpg?caw=800)
![不協和音のコード](https://stat.ameba.jp/user_images/20211105/16/crsuzumiyaharuhinoyuutu/62/3f/j/o0640024015026771644.jpg?caw=800)
協和音になるコードは、同時に鳴らされている複数の音の周波数比率が整っていて、周波数の周期が互いに重なり合うようになっています。
逆に不協和音のコードの場合、周波数の比率が整わず、周期が互いに干渉し合うようになっています。
協和音と不協和音の二つのコードには、それぞれメジャーコード(長三和音)とマイナーコード(短三和音)と言ったものがあり、どういった音で和音が構成されるかによって、暗い響きになったり、明るい響きになったりします。