西陣織会館 | 鴉ノ眼

西陣織会館

10月になってきものパスポートも新しくなり、京都の街ではきものや伝統工芸にふれることができるイベントが、各地でいろいろ開催されてます。

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西陣織会館では西陣織コレクションという初の新作発表会・求評会を開催してますので、打合せで市内へ出たついでに寄ってきました。
新作の帯地、着尺、金襴地など多数展示されてます。
意欲的な作品も多く、見ているだけでも楽しめます。
撮影は禁止でしたので、興味のある方はご自身で行かれてみてください。

「西陣織コレクション」
西陣織会館5階、他織元など
10月4日(月)~7日(木) 入場無料
http://www.nishijin.or.jp/nishicolle/concept/index.html


また別なイベントとして、西陣織会館3階で
「京」和装・伝統産業職人工房を開催してました。

京友禅、金彩、絣括り、紋手彫、ジャガード織の下絵、綴れ織、京鹿の子絞、京刺繍、引箔、筆など西陣織の工程及び着物の製作工程に関する伝統的技法を実演しております。
※普段でも西陣織会館2階でジャガード織や綴れ織、京友禅などは見ることができます。

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↓綴れ織の実演です。
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経糸を交互に上下して緯糸を通してゆきます。
細かい所は爪で掻いてゆきますが、大きな所は筋立て(すいたて)という櫛で寄せてゆくそうです。
聞くとこの道具はつげの櫛の一種で「○○三や」さんで売っているものだそうです。(^^)

それから、数は少ないけど角帯も作っているから是非にと。
機械織りの綴れも多いので、その辺の違いも少し聞いてきました。

こちらのイベントは、12/23(祝)までやっているそうです。