西陣・手織りの帯 | 鴉ノ眼

西陣・手織りの帯

西陣織り(ジャガード織りの帯地など)で手織りのものと自動織機のものの違いは裏を見ればたいていはすぐにわかります。

手織りの物は必要最低限しか色糸を渡しておりません。
なので、生地の厚みも最低限に抑えられます。

自動織機のものは色糸が不必要に渡ってしまってます。
ですから生地も厚く重い物になってしまいます。

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↑手織り

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↑自動織機

以前、ここの伝統工芸士の方に聞いたのですが、「帯は締めるのでなく、結ぶものなんです」と。

それまで、私などは少々分厚くてもしっかり締められる帯がいい帯だと思っていたので、ちょっと衝撃でした。
手織りで帯をつくっておられる方はいかに軽くて結びやすい帯になるかを考えて織っておられるということです。

帯の耐久性のためには帯芯はいれた方が良いけれど、本音は帯芯無しで仕立てて使って欲しい様でした。

うちにも1本だけ渡文の角帯があります。
私の持っている他の西陣織りの帯(自動織機)に比べて、とても軽くしなやかな帯ですが、伝統工芸士の職人さんのいわれる結ぶというのがよくわかります。
けど、出番が無くて自宅で試しに締めてみただけでまだ使えておりません。(^^ゞ
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最近は西陣を歩いていて機の音がほとんどしないのも少し寂しいものです。
もっとも着物を着ている人も少ないですけどね。