こんにちは朱堂です






しばらくの更新停止、申し訳ありませんでした・・・


ようやく復活です


・・・また止まるかもしれませんが






今回は、京都編


「伊東甲子太郎の墓(本光寺)」です




悠々閑々…歴史街道まっしぐら!…


(住所:京都府京都市下京区油小路通木津屋橋上る東側油小路町)






前回の油小路の変発生地
の紹介の時にちょこっと書きましたが、


新撰組と新撰組を脱退した御陵衛士たちの抗争で殺された


御陵衛士リーダー・伊東甲子太郎のお墓です




伊東は一時期、新撰組の参謀となるほどの実力者でしたが、


思想の違いから藤堂平助たちとともに脱退、


御陵衛士を独自に結成して活動していました




この本光寺は油小路の変発生地から南に数十メートル進んだところにあり、


お寺の前には「伊東甲子太郎殉難の碑」が立っています






朱堂が到着した時は、上の写真みたいにガッチリと鍵がかけられていたので、


お寺の正面だけ見て、次の場所に行こうかと思ったんですが




お寺のお向かいにある「理容 シラエ」の店長さんが


朱堂を見て、声をかけてくださいました






お話によると、今までこのお寺はお年寄りのお坊さんが


住職として住んでいらっしゃったのですが、


今年の初めにお亡くなりになり、今は住職さんがいない状態なんだそうです




そのため、店長さんがお寺の鍵を託され、


この場所を訪れてきた人々を案内しています




朱堂が持っている資料には「お寺の中は非公開」と書いてあったのですが、


店長さんは気前良く鍵を開けてくださり、拝見することができました




なので、この史跡を訪れたら、


とりあえずお向かいの床屋さんに声かけてみてください


中も見せてくださるかもです




あ、でも、年末までには新しい住職さんが入るそうなので、


鍵は持ってない可能性もありますその点はご注意を






悠々閑々…歴史街道まっしぐら!…


お寺の中に入ると、お地蔵様が




「すり減って顔がなくなっちゃったから、


油性ペンで私が顔描いた」と


店長さんおっしゃっていたけど、いいのか・・・




悠々閑々…歴史街道まっしぐら!…


そして、そのお地蔵さんの向かいにあるのが、


伊東さんのお墓です


でも、中身入りではないです


中身入りのお墓は、世間一般に「お墓」として扱われている


戒光寺のほうにあります


(今回、戒光寺には行きませんでしたあしからず




悠々閑々…歴史街道まっしぐら!…


お寺の正面の道を見て、店長さんが近所の人々に伝わっている


当時の状況をお話してくださいました




やっぱり・・・もう叫び声と血の赤がすごかったそうです


近所のお宅に負傷した志士が駆け込んだ、という話も






そして最後に、店長さんが集めたという「油小路の変」の関係資料のコピーを


100円で譲ってくださいました


この時「せっかくだから」ということで頂きましたが・・・


・・・よくよく考えたら、ぼったくり・・・


ま、コレを安いとみるか高いとみるかは人それぞれ、ということで






以上、朱堂でした