こんにちは朱堂です
今回は、仙台編
「東昌寺」です
(住所:宮城県仙台市青葉区青葉町8-1)
このお寺は、伊達家4代当主・政依(まさより)が自分の菩提寺として
福島県伊達郡桑折町に建てました
なので、前回紹介した「光明寺」と同じように、
昔は「伊達五山」の1つに数えられた由緒あるお寺です
仙台に移転してからも、「北山五山」の筆頭として繁栄していました
光明寺の境内の墓地を通りながら、このお寺に行ったのですが
早朝だし、くもりだし、人いないし、
墓地の中でカラスに鳴かれるし、
ホトトギスにまで「ホ~ホケキョ」と鳴かれるし、
もう…たどりつくまでが怖くて仕方なかったです
コチラが本殿
こちらの垂れ幕には「竪三つ引両」「仙台笹」に、
代紋の「蟹牡丹(かにぼたん)」が
てか、「蟹牡丹」初めて見た
「蟹牡丹」は、もともと伊達家が持っていた「仙台牡丹」という紋を
仙台藩5代藩主・吉村が変形させてつくったものだそうです
つまり、伊達の家紋の中でも結構新しいものなのです
そして、このお寺では震災の傷跡が…
灯篭が倒れていたり
鐘楼は…おそらく倒壊したんでしょうね
青ビニールで包まれた鐘がそれを物語っています
また、東昌寺の墓地の片隅には、
国指定天然記念物の「マルミガヤ」が
このマルミガヤは、政宗様が仙台城の鬼門にあたるこのお寺に
鬼門よけとして植えたものだといわれています
また「御前ガヤ」とも呼ばれ、仙台藩の藩主が代々食べていたのだとか
以上、朱堂でした