こんにちは朱堂です






今回は、新宿区編


「宗参寺」です




悠々閑々…歴史街道まっしぐら!…


東京メトロ東西線・早稲田駅のすぐ西にあります


(住所:東京都新宿区弁天町9)




このお寺は、戦国時代中期に、神楽坂付近にあった牛込城の城主である


牛込勝正が父親のために建てたお寺です




「牛込氏」は、元々は群馬県前橋市にある大胡城主の大胡氏で、


関東管領・上杉氏の家臣でしたが、


戦国時代に入ってからは小田原の後北条氏の家臣となり、


江戸時代には500石の旗本となった一族だそうです




悠々閑々…歴史街道まっしぐら!…


このお寺は、そんな牛込氏の菩提寺のようです




そして、すでに上の写真に載っていますが、


江戸時代の有名な儒学者の一人・山鹿素行のお墓があるお寺でもあります




「山鹿素行」とは、江戸時代初期に、


儒学の流派である「古学派」を生み出したことで有名です


そして、「忠臣蔵」で有名な赤穂浪士のリーダー・大内内蔵助の師匠でもあり、


討ち入り事件に大きな影響を与えた人でもあります




朱堂はこの「山鹿素行」のお墓を見るために行ったんですが…


どこにお墓があるのか、初めはさっぱりわかりませんでした


だって、古そうなお墓がたくさんあるんだもん




墓地の真ん中くらいを歩いていた時…




悠々閑々…歴史街道まっしぐら!…


ようやく案内の石碑を発見


サイズも小さいし、文字もちょっと読みづらい




案内板に沿って進んでいくと…




悠々閑々…歴史街道まっしぐら!…




悠々閑々…歴史街道まっしぐら!…


山鹿素行のお墓がありました




ですが、正面には戒名しか書かれていない墓石なので、


「山鹿素行先生之墓」の碑があっても迷いました


碑のすぐ隣にあるお墓で間違いなかったです




悠々閑々…歴史街道まっしぐら!…


ちなみに、そのお墓のすぐ左には、


明治の有名な陸軍大将・乃木希典が愛したという梅の木があります


(乃木希典については、明治村・学習院長官舎
を参考)


「春日野」とかいう名前だそうです


品種名かなそれとも、乃木大将が付けた愛称かな


どちらにしても、花のシーズンになったら、


綺麗な花を咲かせてくれそうな名前です






次回は、「多聞院」をご紹介します






以上、朱堂でした