こんにちは朱堂です
今回は、明治村編
「工部省品川硝子製造所」です
(住所:明治村4丁目45番地)
イギリス産レンガを使って建てられた官営の硝子工場です
ココで、ガラスコップなどのガラス製品の生産が行われました
国内初の板ガラスを作ろうと頑張っていたようですが、
結局成功しませんでした
明治中ごろになって、民間に払い下げられると、
今度は製薬所として使われました
その時には、明治の有名な薬学者・高峰譲吉や鈴木梅太郎が考えた
薬がココで作られたそうです
(高峰譲吉 … 明治の薬学者。
消化薬として使われる「ジアスターゼ」や、
有名な「アドレナリン」の発見者。)
(鈴木梅太郎 … 戦前の化学者。
世界で初めて「ビタミンB1」を発見した。)
現在は、ガラス製品のミュージアムショップや
ちょっとオシャレなカフェとして利用されています
そして、この建物のすぐ近くには、
「汐留火力発電所煙突基礎」があります
東京・汐留にあった(ある?)火力発電所の煙突の根元です
次回は、「鉄道寮新橋工場」をご紹介します
以上、朱堂でした