こんにちは朱堂です






今回は、小田原編


「ういろう」です




悠々閑々…歴史街道まっしぐら!…


箱根口門跡
や三の丸小学校の近く、国道1号線沿いにあります


(住所:神奈川県小田原市本町1丁目)




「ういろう」とは、薬屋兼お菓子屋さんです




「ういろう」と聞くと、名古屋名物のようかんみたいなお菓子を思い浮かべる方が多いと思いますが、


その発祥は小田原にあるこのお店だといわれています


(山口説もあるようですが)


しかも、元々「ういろう」というと、「透頂香(とうちんこう)」という薬の通称でした


この薬の色に似ているから、あのお菓子を「ういろう」と名付けたそうです




室町時代に中国から渡来した「陳宗敬」という人物が日本に土着し、


自分の官職名から名前をとった「外郎家(ういろうけ)」を起こして、


透頂香が作られるようになったとか


江戸時代には、もう薬も菓子も庶民のおなじみになっていました




また、俳優さんやアナウンサーなど、


声を使う方の練習メニューとして有名な歌舞伎の演目「外郎売り」の舞台はココです


朱堂も暗記していますが、長いんですよね~






さて、店内ですが、年配の方々を中心に大盛況でした


さすが、老舗っ


外見はお城みたいですが、中は上品でオシャレでした




あと驚いたのは、薬のういろうのお値段


買えそうなお値段だったらお土産にしようかな、と思っていたんですが、


よくよく考えたら、アレって漢方薬に近いよな…。


5000円…


漢方薬相応のお値段でした…


もちろん、挫折です






次回は、「対潮閣(秋山真之終焉の地)跡」をご紹介します






以上、朱堂でした