こんにちは朱堂です
今回は「護国寺」です
雑司が谷霊園
の近くにあります
(住所:東京都文京区大塚5-40-1)
「護国寺」は、5代将軍・綱吉の母・桂昌院の願いで建てられました
将軍家ゆかりであるだけでなく、境内には明治以降の皇族墓地「豊島岡墓地」があるため、
天皇家にも縁のあるお寺です
久々に東京でまっとうな木造のお寺見たーっ
やっぱり木造がイイです、趣があります
写真左が「仁王門」、右が「不老門」です
不老門の額の「不老」の文字は、徳川宗家16代・家達さんが書いたんだとか
(徳川家達 … 大政奉還後に徳川宗家当主になった人物。
御三卿の1つ「田安家」出身で、「田安亀之助」の幼名でも有名。
小さい頃は、天璋院篤姫に育てられた。)
本堂である「観音堂」です
元々、滋賀県の三井寺(園城寺)に建てられていた桃山期の建物「月光殿」(右)と、
昭和に建てられた「多宝塔」(左)
なんか灯篭がたくさんあるなと思ったら…灯篭の見本コーナーだそうです
「三月堂」だと「斑鳩」だとか、奈良の有名寺院が揃い踏み
(「三月堂」は東大寺内にあるお堂、「斑鳩」は法隆寺のこと)
そして、本堂の奥に「鳥居付きお墓」がたくさんあるぞ…
もしかして…これは…っ
というわけで、朱堂恒例お墓巡り、行っきまーす
板垣退助と並ぶ自由民権運動のリーダー・大隈重信
まさか、こんなところにあるなんて…
完全に下調べ不足でした
それにしてもデカイ鳥居だな…
「青山墓地」の大久保利通のお墓にも相当大きい鳥居がありましたが
もしかして、明治維新の有名人のお墓には
「鳥居」を付けるのが標準なんでしょうか…?
長州派の公家として幕末に活躍し、維新後は内大臣になった三条実美
お墓には「三条公」としか書かれていなかったんですが、
鳥居付きの三条さんといえば彼しかいません
「龍馬伝」の三条さんのキャラが好きでした
他にも、写真は無いのですが、日本の軍隊の祖・山県有朋のお墓も拝見しました
下調べナシだったので、パニックをおこしちゃって、
「コレ本当に山県さん!?わかんないから、写真撮るのはやめよう」と
思ったが運の尽きでしたね…
後で調べたら、本物でした…
さらに、明治の有名な外国人建築家・コンドルのお墓もあるそうです
護国寺と隣り合っている「吹上稲荷神社」や「大塚先儒墓地」も
時間切れで見学できなかったので、
その時に再チャレンジします
以上、朱堂でした