2月9日は夫の誕生日でした。
何が食べたい?普段食べられない物をお昼も夜も食べよう!なんて話を前日しながら、カウントダウンをしてオンラインゲーム仲間と皆で祝って。
ケーキの準備もして、その後オンラインゲームに参加して睡眠時間は3時間未満。
夫は休みだったのでケーキ作りの最低限の準備をしながら末っ子の朝食作りをして送り出しました。
んー、10時くらいにスポンジケーキ焼けばお昼ご飯に間に合うなーと思って9:45にアラームをかけて1時間程2度寝する事に。
すると9時ちょっと前に母から電話がありました。
「あのね、今○○から(叔父)から電話あってさ、ばあちゃん心拍下がってるんだって。もうだめかもしれない。お母さん達これから帰るけど、○○(私)飛行機高いし無理しないでいいからね。ばあちゃん分かってるよ。」
なんて連絡がありました。
実は3日前に母に叔父から、医師から持って数日だと聞かされていたので母も私も覚悟をしていました。
母は遺影探しをしていたし、私もばあちゃんから急に声が入ってきたのでもうだめだなと思っていました。
後出しになってしまうので信じてもらえないかもしれません。
だけど私の脳内にはハッキリと聞こえたんです。
「○○○(私の名前)、ばあちゃんもう駄目だわ…。いやぁ疲れた…じいちゃんとこ行くけど、飛行機賃高いんだからあんた来なくていいよ。婿さんと子供達に使ってあげなさいよ。母さん来るからなんもばあちゃんの事はいいから。」
聞き間違えで欲しかったですけど、何度もそんな言葉が聞こえてじいちゃんにももう少しだけ待ってって言ったんです。
でもじいちゃん…
「ばあちゃんはじいちゃんより頑張ったからな。そろそろ迎えにいかないとばあちゃん怒るわ(笑)○○○、身体大事にして無理するなよ?」
なんて返ってきて。
それからもばあちゃんの声は届いてました。
でも夫は信じてないから話せなかった、というか話しても無駄だと思ったので先に「ばあちゃん持って数日だって。私だけ帰るから」とは言ってました。
そしたら仮眠中に母からその電話。
その30分後、LINEでははから「ばあちゃんが亡くなりました…」と連絡が入りました。
隣にいた夫にばあちゃん亡くなったから私だけ北海道に帰ると伝えてすぐに飛行機チケットを取りました。
さすがに値段は家計に響くので復路は途中ネカフェで夜を明かさないといけない時間帯でしたが安いチケットを取りました。
そして偶然にも同じ今日、30分違いの飛行機チケットが取れました。
私は成田からなので電車で。
母に何時に着くのか聞いたら30分違いだったので落ち合う事に。
その後葬儀が1日ズレて、告別式が終えたら父母はすぐ戻ることになりましたが、私は元から父方の祖母に会いに行こうと長めに滞在する予定だったので告別式が終えたら高速バスでそっちに行くことにしました。
5年前を思い出します。
まだ3歳になったばかりの末っ子を連れてじいちゃんの法事のために帰った事を。
その時妹親子は来なかったんですが、父方の祖母に私と息子だけ行っておかずを作って、葬儀に行けなかった祖父に手を併せてお供えしてたお酒を代わりに呑んで欲しいと言うばあちゃんのために呑んで、ばあちゃんがいつもより5時間も長く起きて話し込んだ日を。
その時同時に言われて渡された物がありました。
縁起でもないからそんな事言わないでと言ったけど「形見だと思って持って帰りなさい」と、母方のばあちゃんからは18金のネックレス。
父方からは親族の結婚式で貰ったペアの可愛い熊の置物。
母方は本当に遺品になってしまいました。
私は今冠婚葬祭の営業の仕事に昨年12月から務めています。
まさかこんなタイミングで知識を使うようになるとは…
マナーはネックレスは涙を表す真珠なら大丈夫ですが、私はそれを持ち合わせていません。
なんなら魔除けではない数珠も仕事のために去年末買いました。
でも私はネックレスは真珠ではなく、ばあちゃんがくれた物をあえてして行きます。
家族葬だしばあちゃんがくれたものなのでそれがいいんです。
勿論マナーは知っているのでネイルも駄目ですがくすみベージュピンクのまま行きます。
1度上からベージュのポリッシュを親指1本塗ったすぐ後に「そんなの気にしないで○○○はそのままで来な?ばあちゃんあんたが来てくれるだけで良いんだから。婿さんにも迷惑かけるし子供達もいるしょ。なんも気にしないでゆっくりしな」と聞こえたので乾かないうちにすぐ落としました。
私らしくない…きっとそうばあちゃんは思ってるんですね。
その後も声は続きました。
夫と出かける前にケーキを焼いてメイクをして、荷造りもある程度しました。
ちゃんと料理もして明るく9日を終えました。
あと5時間後には家を出ます。
息子達は今日願書提出に行かなきゃいけなかったり習い事もあるけど、もう家族に任せようと思います。
3ヶ月前からやけに帰りたかった私がようやく帰れる時間を作ってくれたのは祖母なのかもしれません。
実は勝手に投薬治療を止めて結局担当医師に怒られてまた服薬治療を受けることになったのも数日前だったので。
仕事も休んでいた所の訃報でした。
私の力は信じられないという人は当然います。
今回のように話しかけてから後出しジャンケンのように声を聞いたり。
でも誓って言います。
ここで嘘は書いてません。
嘘を書いて何のためになりますか?
ただフォロワーや閲覧を稼ぎたいだけの人も沢山いますが私はそんなの要りません。
必要なのは信じてくれる方だけなんです。
春馬くんの事もそう。
今回の事もそう。
ただ信じてくれる方が居てくれるだけでいいんです。
こんな力があるのはメリットもデメリットもありますから…
そんな訳で私はしばらく家を空けます。
兄2人と夫に末っ子を任せて。
非人道的とか言われてもいいです。
それでも私は祖母達に会いたい…亡くなった祖母にも生きる気力を失った祖母にも。
夫の誕生日なのに辛い日でもありました。
だけど泣く事はしませんでした。
いつも通り過ごしたし誕生日もお祝いしたし。
一生忘れない命日です。
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