3年生以外の親は参加しないものだと思っていたら、どうやらそうじゃなかったらしくて私は初めての参加でした。
旦那も休みだったので一緒に。
朝もはよからインフル明け初登園の三男のお弁当と長男のお弁当作り。
長男のお弁当はもしかしたら最後かもしれないので、ご飯の上にメッセージを添えて。
「3年間よく頑張りました。受験もよく頑張って合格を勝ち取ったね。
たくさん辛いことも嫌な事も楽しいことも、それと友達と遊んだ事、全てがこれからの君に繋がっていくことを忘れないでください。
高校に行ってもこの経験をいかして、楽しく過ごしそして学んでくださいね。」
これ以上はお弁当箱の都合で書けなかった
そしていってきまーす!といつものように出かけた息子。
時間の少し前に着いたけど、リハーサルが押して私たち保護者の入場も遅くなりまして…
それでも無事始まったセレモニー。
46名全員が3年間の思い出を発表。
息子は原稿を暗記しての発表に緊張していたみたいだけど、無事に発表を終えました。
「お父さん、お母さん、今まで支えてくれてありがとう。
これからもよろしくお願いします。」
と締めくくった息子に成長を感じました。
そして1、2年生からの呼びかけの後に3年生の呼びかけ。
それに続けて「旅立ちの日に」を歌う生徒達。
息子が堂々と歌っている姿を見て、3年前の小学校の卒業式を思い出しました。
3月生まれという事もあり144cmと小さく卒業式を迎えた息子。
2.3年生は先生に罵倒され親子で悩んだ日々だったけど、5年生でようやく恩師と出会え、中学から支援級に通う選択をした日。
迎えた卒業式はようやく終えた6年間に泣くことはないと思っていました。
でも「旅立ちの日に」を聴いたら勝手に涙がこぼれてきて…
あぁ、苦労をお互いしてきたけどこの子を育ててきて良かったって。
こうして無事中学に送り出すことが出来て良かったと涙が勝手に出てきたのを覚えています。
そして今日もこの歌を聴かせてくれた皆。
3年前とは違う息子の姿にまた涙してしまいました。
合格発表で「お母さん、ありがとね」と言ってくれた息子。
荒れた時期もあったけど、3年前とは違い落ち着いて、また声変わりも身長もすごく伸びてまた違った感情で同じ歌を聴いたらやっぱり泣いてしまいました。
発達障害グレーという難しい判断で、本人も苦しい小学校生活を送ってきたでしょう。
私が想像している以上に彼は孤独を感じたりしてたと思います。
でも支援級に入って友達もできて、週末には出かけるようになって…
本当に伸び伸び過ごし、気持ちも落ち着いてこの選択は間違いではなかったと思いました。
同時に成長をしてこうして親から離れていく事も感じ、嬉しいような寂しいような…
何とも言えない感情になりました。
小学校の6年間より短い中学校3年間でした。
高校も同じようにあっという間に過ぎて、彼は社会に出ていきます。
本当にあっという間です。
でもこの子が私を生かしてくれた。(私はこの子を妊娠して子宮頸がん1B期であることが分かりました)
この子が私を親にしてくれた。
その思いはずっと消えることはないでしょう。
若くしてこの子を産む選択をして良かった…
本当に心からそう思います。
本当に支えたのは私達ではなく、私は彼に支えられて来たのだと思っています。
この分だと卒業式ボロ泣き以上だなぁ