3
電車に乗っていた。
頭痛でぐらぐらするので、寝の体勢で座ってた。
次の駅で、何人かのお母さんと子供が乗ってきた。
お母さん達は、オイラの頭の上でおしゃべりを始めた。
一人のお子さんは、小3で、やんちゃで手がかかるらしい。
時折お母さんはその子に注意をしている。
しかしお母さん。
オイラの頭には、あなたの声の方がコタエる。
(特別大きな声ではない。上で喋られると響くだけ。念のため。)
やがてオイラの隣の席が空き、その子が座った。
暴れたりしないでちゃんと座れるいい子じゃん。
ふと、その子が叫んだ。
「ラッシュアワー3だっ!!」
駅の看板が見えたらしい。
母「この子、ジャッキー・チェン好きなのよね。」
別母「酔拳とか?」
母「酔拳大好きよ。酔っ払った真似とかするの(笑)」
少年「酔拳3まであるけど、僕、1が一番面白い」
な、なにィ!!??
別母「酔拳って3まであるの?」
あるんです。
少年「3は別の人だけど。」
それはアンディです。
母「ははっ、それじゃ意味ないじゃん(笑)」
…少年…
君の年で『酔拳3』を知っているとは。
やるな…(ニヤリ)
将来が楽しみだぜ。
彼は、その次の駅で降りていってしまったが、何だか楽しいひとときを貰って愉快な気分になったオイラだった。
因みに、恥ずかしながら、そんなオイラは『酔拳3』ちゃんと観てないんだよね。
どっかにビデオ録ってある筈なんだけど…。
そういえば、ようやく石丸吹き替え版の入った『酔拳1』のDVDが出た。
欲しいな…。