満足の北千住。 | よく躓く人生。

満足の北千住。

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20120209(笑)

G赤終わってソッコー北1010へ。

こちらはマティーニ!でございます。


いや~、面白かった!!

色々な物が許されるのなら数回見たかった!!

この舞台は、映像との連動企画ですが、映像無しでも十分楽しめます。

事前にドラマのDVDがリリースされておりまして。

しかしこのドラマ、あちこちがかなり妙。

舞台はその撮影現場を演じていて、どこがどうしてあんな映像になったのかがわかる仕掛けです。

私はDVDを見て行きましたが、彩仔は見ずに参戦。

しかし二人とも大満足♪ヽ(´▽`)/

よく出来た脚本、上手い役者。

ただ、あまりに皆があちこちで面白いことをしているので、何度見ても全部拾うのは不可能かも。

我々の席は前方下手寄りで、舞台に対しての視野が斜めになるので、かなりの範囲を拾えていたとは思いますけど。


内容は。

全くドラマスキルのないスタッフが初めて挑戦する連続ドラマ。

しかし縦も横も全く連携が取れていない上、役者がクセあるメンバーばかり。

唯一ちゃんと芝居ができて、人間的にもできている、要となるべきピロシは誰よりも深い悩みを抱えている。

始まった当初は鬱陶しさがあちこちで炸裂するキャラクターたちが、終わる時にはみんな愛しく思えてしまう、そんなお話です。

多分誰もが絶賛するであろうのは、彼でしょうね。助監督。

演じるのはかわの君。

存在感が素晴らしい。

マジで格好いいっす!!

しかしそうか、もしかすると…だからいつぞやの魔法使いでのヅラ感がハンパなかったのか?ずっと坊主頭だったのか?(^^;)

劇中で撮影しているカメラ映像をライブで使う演出、私達の回ではありませんが、機材トラブルで映像が出なかったことがあったそうで。

そのピンチを救ったのが、かわの君の
「心の目で見て下さい!!」
だったそうで。
リアルに出来る助監督っぷりを発揮していたようです。

余談だが、スポンサーカットのヤマシゲさんのアドリブが面白すぎて、他の4人が笑っちゃってるところ、カメラに向かってのシーンなので、思いっきりスクリーンに抜かれていました。
本当ならNGだけど、可愛いからOKだ♪


さて。

役者キャラクターは全員黒スーツ。
↑監督がレザボア・ドッグスをパクっているので

七五三ちっくなヤマシゲさん。(でも、これはヤマシゲさんが、そういう風にキャラを作っているからだと思う)

ガタイがしっかりしていて、スーツのラインがとても綺麗なピロシとシンヤ。

長身だが、スーツの中で体が泳いでいるソウマ(米)ときみちゃん。

三種類楽しめます(笑)



おう、そうだよ。
今更でもなく、観劇理由の一つを担うのはきみちゃんだよ(笑)

5人の中では今、一番売れている(ヤマシゲさんは、元売れっこ子役のピロシときみちゃんのバーター扱い)超生意気でイヤミな若手俳優(2年目)。
最近特にナチュラルに役になってるみたいで、生まれながらのイヤなヤツにみたいに見える。

明らかにこの現場をバカにしていて、出番待ちの間も鏡を眺めたり自撮りをしたり。←だが使っているのがチーターみたいなキャラクターグッズで何か可愛い


しかし、言ってることは間違っちゃいないんだよな。

物作りの現場では、どうしても発生するジレンマなのだが、様々な条件とクオリティと。

どちらかしか選べない時は、どちらを優先するか迫られる訳で。

「今、求められているのはクオリティじゃなく、早く撮ることなんだ。」

あああ、耳が痛い(>_<)
しかし、全く同感なんだよ。
ワタシもそう思ってやってるんだよ。
ただ、性格上割り切りがつかない時もあるんだよ。ああ。←個人的



こんな台詞を吐くだけあって、成瀬(きみちゃん)の仕事は実に合理的。

2行以上の台詞を覚えられない(素は他の人の台詞まで覚えているのにね)から、とカンペを要求。

泣く芝居は専門外だから、と目薬使いまくり。

しかし、そうか!!
だからか!!

ドラマ内での、妙だな、と思った部分。
きみちゃん、泣くとすぐ目が赤くなるのに、普通の状態だったんだよね。

↑と、そんな所には気付いたくせに、シンヤの銃が替わっていた所は
「え?持ちかえたんじゃないの?」
とスルーしてしまったワタクシは、そういう"おおらかな"映画(笑)を見すぎているのかもしれない(^^;)


クライマックスになると、彼が何でイライラしていたのかが明らかになるのだが、それに原因を発するラストの怒濤の展開が凄い。

それまで劇中でムダにしか見えていなかった要因が一気に集約されて爆発する。

このカタルシスたるや!!

邪魔以外の何者でもなかった近所のおじさんまで大活躍だ!!


見終わった後に実にスッキリとしたイイ気分の味わえる舞台でした。


しかし、あれだな、好みに合っているだけなのかもしれないけど、ワタクシ、トライフルさんに行って外れたことないわ。

と、呟いたら、どら焼見ていた(笑)彩仔も同感とな。


こうしたお芝居と出合えるのは、本当に幸せなことと思います。


…まあ、この日はこの後に、更なる怒濤(笑)の展開があった訳ですが。


彩仔がシメのお茶の時にぼそりと

「北千住で終わっておけば良かった…。」


(笑)


いや、あれはあれで(笑)

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