灯台下暗し。(気持ちネタバレ有) | よく躓く人生。

灯台下暗し。(気持ちネタバレ有)

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猫仔がずーっと行きたがっていた映画。

『いいヤツ・悪いヤツ・変なヤツ』←猫仔は邦題が決まる前の仮タイトルで呼んでいた。
こと
『グッド・バッド・ウィアード』
(俺邦題は『良い子・悪い子・おかしな子』)
に行ってまいりました。

※ちょっとだけネタバレ有。


いつも行く所で、どうしても時間が合わない為、初めての場所へ。

ここのところ、クーポンなどを使いまくって、いわゆる定価で映画を観た事がなかった我々。

今回の所はクーポンも使えないし、行けるかどうか怪しかったので前売もない。

「私は定価でもいいんだけど。」

と猫仔が言うので、決行してみた。

いや、実はワタクシ、道すがら金券ショップ探していたんだけどね。

見つからなかったので、諦めて現地へ。

午前上映1回のみですが、まあ混まないだろう、といつもの様に最後列を取る。

そしたら、後ろ3列くらいはびっちりで、前はぼちぼち空いているという有り様(笑)

9割が女性。

そしていわゆるアラ還な方々。

我々の両隣も。

しかし、予告が始まっても、両脇の方々は、普通の音量で喋くりまくり。

始まったら静かになるのかもしれないけれど、そうでなかった場合困るので、空いているのをいい事に、中段にお引っ越しのワタクシ達。

いや~、以降も始まってから、賑やかに喋くりながら入ってくるオバサマ達も結構いらっさって、フリーダムやなあ…^^;
と。

映画自体が賑やかなので、あんまりワタクシ気にならなかったけどね。
↑好戦的な割に、レジャー中は余程の事がないと怒らない。
唯一怒ってクレームつけた事があるのは、某舞台挨拶中に喋くりまくっていた男オタクズに対してだけ。


映画自体はね。

私は凄く楽しかったよ。

殆ど韓国物を観ない私を連れてきた事を、猫仔は実は気にしていたみたいだが、ウエスタンテイストで、色恋沙汰が全く絡まないドンパチーズは、どう見ても私の好きな畑だろう(笑)

騎馬戦が凄かったんで、馬の怪我だけは心配でしたが。←猫仔も同様

あと、猫仔は韓国映画によくある「長すぎ」がちょっと気になったらしい。

確かに一つのバトルが延々続く×繰り返しなのだが、ワタクシ的には、むしろそれこそを見せようと意図されているのではないかと読んでいた。

キャラクターの性質を活かしたバトルスタイルなど、バリエーション豊富でワクワクしたものだよ。

特に、後半のグッドさん(笑)の、馬を走らせながら、遥か前方を走る敵を狙ってのウィンチェスターの回転撃ちシーン、そのバランス感覚の良さとか、どれだけ内転筋強いんだよ!とか(両手離しですからね)もう、それだけで観に来た価値があった!と思っちゃったよ。

色彩のトーンもレトロっぽいタッチで統一されていて、お洒落だったし、目にも楽しい。

ワタクシには。いやワタクシ達には。

とにかく終始バトルで、血と埃にまみれ、スイートな台詞の一つも出ない展開。

これ、オバサマ達にはいかがだったんでしょう?σ(^_^;)?

是非とも感想を聞いて見たかったです。


因みに猫仔は、ラスト三つ巴のシーンで、グッドとバッドとウィアードが入れ替わるんじゃないかと予想していたが深読みしすぎ。

ワタクシは、バッドが最ピュア(グッドではない)で、ウィアードが最バッドなのではと推測。
↑てか、ウィアード、ガンホちゃんが演っている時点で推測でも何でもない気もするが。


更に猫仔は、グッドとウィアード(の正体)に何か因縁があるのでは、と期待していたそうだが描かれず。

「その辺いつもさ~、韓国物って底が浅い気がして残念なんだよね~。」

と言うから、
そういうトコに因縁を期待して、萌え(そういうイミに非ズ)や深読みするのって、日本人特有な気がするよね、と言ったら笑っていた。

しかして二人の共通の読み(?)は

「バッドだけは死亡フラグ立ちまくってたよね(^皿^)」

なのでした(笑)


それにしても、冒頭からもの凄く広大な風景。
ラストの方の
誰が敵だか味方だかわからないけど、とりあえず逃げるヤツは追っかけとけ大チェイス大会
の舞台もめちゃめちゃ視界の良い砂漠で、身を隠す所のない不安感にハラハラしていた私達。

これって、狭い日本に住んでいる者の性質ですかね?(笑)



さて、映画終わって、ご飯を食べた後、ショッピングモール内を探索していた私達。

何しろ初めての所なんでね。
珍しい訳よ。


そしたら、モール内に金券ショップ…


今、観てきた映画の前売もあるし!


え~っ!?


そんなのアリっすか~!?^^;