乳がんと妊娠。〜未来は自分で作るもの〜 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

 
昨日書かせてもらった、Hさんの乳がんについての記事。
↓  ↓  ↓

 

コメントをいただいたので、紹介とあわせて回答したい。

 

 

 

骨盤あたりのガンというのがなにをさしているのかわからないので、回答しにくいけど、乳がんの場合、ホルモン療法が行われることが多い。

 

ホルモン療法というのは、

乳がん種類によるんだけど、女性ホルモンのひとつエストロゲンに反応して育ってしまう乳がん(エストロゲン感受性乳がん)で、このエストロゲンを抑える治療を行うこと。

 

エストロゲンを抑える治療をしているので、治療中、妊娠ができなくなる。

そして、この治療期間が5〜10年と長期間に渡るので、その影響が大きいんだよね。

 

その他の抗がん剤でも、卵巣機能そのものに毒性があるものが少なくないし、その影響で妊娠力がすごく低下してしまう。

 

みんみんさんの骨盤あたりのガンに対しての治療が、どういうふうに行われるのか、抗がん剤のなにが使われるかによって妊娠力に対する影響が異なるから、なんとも言えないんだよね。

なので、主治医の先生に治療内容とあわせて、しっかりと質問をされたほうが良いと思うよ。

 

 

 

 

 

紡ぐんさん、

先日、乳がんのことがわかったんだね。

「残りの人生、後悔なく生きたい」

それは、とても大切なことで。

 

いまの状態で、そんなふうに捉えられてる紡ぐんさんが、いい形にすすんでほしいなぁって思う。

 

好きなひとに乳がんのことを伝えて、その方があなたのことを悲しんでくれた。

 

それは、もちろんしあわせなことだと思うし、そのことに「十分」と思うのも、紡ぐんさんの素直な気持ちだろうけど。

自分の状況で、自分の可能性を制限してしまうことはないと思うんだよね。

 

ぼくの勝手な意見でしかないけど。

実際に、「病気でこどもが産めない」という方も知っていて、その方はすてきな方と出会われて、結婚されてる。

誰でも、たくさんの可能性を持っているから。

それは、紡ぐんさんも同じ。

たくさんの可能性がある。

 

だからね。

 

紡ぐんさんの状況、病気のこととか含めてわからないので、想像でしか語れないけど。

病気があっても、乳がん治療後でも、チャレンジはできる。

 

もしも、

「結婚したい」

「出産したい」

という気持ちがあるのなら、どんな状態であれ、その気持ちを殺さなくていいと思うんだよね。

願うのは自由。

 

だからぜひ、思い通りの未来を願い、描いてください。

 

全摘を決められて、そのあと再建もされるとのことだから、

治療がうまくいって、

そして、紡ぐんさんが自由に思い通りに願い、描いた未来が実現するように心から願います。^^

 

 

 

 

ゆかさん、妊活に取り組んだ矢先の乳がんだったとのこと。

そのショックはどれだけだったろう。

混乱するのも、当然だと思う。

 

そんな中、現実に向きあい手術をされた。

そのことに敬意を表します。

 

受精卵凍結にチャレンジされて、これから治療に入られるとのこと。

 

「なかなか厳しい」と書かれてて、その意味はとてもよくわかる。

確率やデータをみると、そう思うよね。

でもね、

データはあくまでもデータでもある。

 

現実から目を背けるという意味ではなく、

いままでたくさんのひとの相談をしてきて、一人ひとりの妊娠って、本当にたくさんの可能性の塊だとぼくは思うから。

 

 

ぜひ、自分の可能性と未来を信じてあげてね。

ゆかさんの治療が、よい結果につながりますように。^^

 

 

 

 

 

あやさん、手術をされたんだね。

年齢や状況がわからないから、書きにくい部分もあるけど。

 

自分の未来は信じようよ。

たとえ可能性が少なかったとしても、ゼロではないのだから。

そして、少しでも可能性があるのなら、データや確率は置いておいて、

そのひとにとって実現するかどうかは、フィフティ・フィフティ。

 

たとえ友達が離れていこうと、いまのあやさんの選択が、あなたにとっての正解。

 

もちろん、気持ちの整理がつかないこともあるかもしれない。

でもね。

いろんな気持ちを経て、見えてくること。

いろんな経験をして、わかることってあると思う。

 

ぜひ、自分自身を信じてあげて。

「自分にとって良い方にかわっていってるのかもと思いました。」って書かれてたけど、きっとその通りで。

 

明日という未来は、今日の選択の先にあるから。

自分が「正しい」と思った答えは、その時の正解で、そして、自分が信じた道がひらけて来ると思うから。^^

 

 

 

 

乳がんと妊娠。その2

 

 

乳がんは、日本人女性がかかるがんの中で最もかかる確率が高い。

30代から病気になる確率は高くなって、40代〜60代にかけてピークを迎える。

 

日本で1年間に乳がんにかかるひとは、約9万例と言われてる。

そのうち7〜8%、つまり7千人ものひとが40歳未満。

そして、40代前半の女性では、がんの4割以上が乳がんなんだよね。

 

「赤ちゃんがほしい」

そう望む世代を直撃するがんであるともいえる。

 

 

こどもをもうけて、家族をつくる権利は、

「リプロダクティブ・ライツ(生殖の権利)」

「生殖の自由・権利」

とも呼ばれて、基本的人権として最も尊重されるべき権利のひとつと考えられてる。

 

だから、とても大切なことだし、

「結婚したい」

「赤ちゃんがほしい」

と望むことは、権利であり自由として、日本国憲法でも保障されてることなんだよね。

 

だから、乳がんだとわかったときは、おそらく主治医から説明や確認があると思うけど、

 

「将来、赤ちゃんがほしいかどうか」

 

ということは、はっきりと伝えてね。

もちろん、そこにはメリット・デメリットも存在してるけど、そのことをきちんと認識、理解して進んでいくことはとても大切なことだから。

 

 

そして、

乳がん手術後に妊娠すると、しなかった場合に比べて死亡リスクが41%減少するという報告もある。

 

昨日の記事にも書いたけど、

 

乳がん治療後に、妊娠・授乳をすることで再発のリスクが高くなることはない。

 

乳がん治療が終わってからの妊娠で、赤ちゃんに奇形や異常がみられることもない。

 

 

いろんな気持ちにもなるだろうし、

結婚してるひと、独身のひと。

年齢やがんの種類などによっても、いろんな状況がある。

 

ただ、

そのデータや確率、事実だけをもって未来を制限する必要はない。

 

あなたの可能性を自分で狭める必要はない。

 

コメントへの回答にも書いたけど、

ぼくはたくさんの相談をしてきて、データや確率って、あくまでデータや確率なんだなって思う。

妊娠や出産って、ホント予測できない。

どう考えても無理だろうと思うようなひとが妊娠することも、その逆もありえる。

人智の領域ではなくて、

やっぱり神様の領域だと思うんだよね。

 

 

そのひとにとってどうなるかは、あくまでもフィフティ・フィフティ。

だからこそ、自分のちからを信じてあげてほしいなーって思う。

 

決して、期待を煽るわけではなくて、

未来は自分でつくるものだと思うから。

 

 

 

 

参考図書:

日本がん・生殖医療学会編

「乳がん患者の妊娠・出産と生殖医療に関する診療の手引き」

 

 

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※コメントについて
すべて読ませていただいていますが、【個別の返信はできません】ので、ごめんなさい~!