根菜は体を温める。→違うよー。 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

 
朝は寒いくらいになってきた。
 
11月7日の立冬で、暦の上では冬が始まるのだけど、着々と季節は進んでるなぁと思う。
 
 
あったまるものが食べたいなぁと、今朝の朝ごはんは
 
 
根菜たっぷりの薬膳スープにしてみた。
 
ちなみにレシピは超絶カンタンで、
 
1)昆布を一枚入れてお湯をわかし、沸騰したら昆布は取り上げて、鶏ガラスープのもとを入れる。
 
2)角切りにした大根と蓮根、しいたけを入れて
しょうゆ、酒、塩少々で味を整える。
 
3)大根に火が通ったら、おろし生姜とチンゲン菜を入れてふたをして1分ほど
 
4)最後に水溶き片栗粉でとろみをつけてできあがり。
 
味付けはだいたい。笑
 
 
ちなみに、根菜って「温める」ってイメージがあるけど、必ずしもそうじゃないって知ってた?
 
「根菜」と一括りにするのが間違いのもとで、野菜は一つひとつ性格が違うでしょう?
 
日本人=勤勉
アメリカ人=陽気
 
が間違いなのと同じで、やっぱりみんな個性がある。
野菜も同じ。
 
例えば、今日の大根は涼性、蓮根は寒性で、体を冷やしたり、潤いを与えるはたらきがあるんだよね。
 
ただ、これは生の状態の話で、火を通すことで、「冷やす」力は弱くなるから、体を冷やすものとして避ける必要は全くないので安心してね。
 
 
 
ちなみに、根菜類で温めるといえば、「かぶ」がおすすめ。
もっと寒くなったら、かぶを積極的に料理に使ったら良いよ〜
 
 
 
 
今日、平成30年11月2日という日を陰陽五行でみると、「土」の要素がとても強い一日。
 
 
 

詳しくは夏蘭さんのブログを読んでみてー^ ^
↓    ↓    ↓

 

立冬前で、ちょうど秋の土用の時期でもある。

 

漢方の根本原理でもある陰陽五行説では、土は胃腸を意味する。

 

土用でもあり、土の強い日でもある今日は、胃腸を整えるのにオススメの日なのだ!

(ドヤ顏)

 

 

image

 

今回の薬膳スープに
根菜の中で大根、蓮根を使ったのは、冷蔵庫にたまたまあったからちゃんと理由がある。

 

大根も蓮根も、胃腸を整える力を持つ野菜なんだよね。

ちなみに、椎茸も胃腸にいい。

 

そして、季節は秋で、うるおいが健康、美容のカギを握って、体の中からも乾燥対策をする必要がある。

うるおいを与える大根、蓮根はまさにぴったり!

 

でも、

冷えが気になるから、体を温めて胃腸も元気にする生姜を入れる。

片栗粉でとろみをつけることで、さらに温かさキープ効果も発揮!

チンゲン菜は血流を良くする。

 
さらに、

鶏ガラスープを使ってるから血流たっぷり効果もプラス!

 

こうして料理全体を見てもらうと、体にうるおいを与えつつ、冷え対策ができる秋の土用の時期にぴったりの薬膳スープ。

ということになるんだよねー。

 

 

ということで、

土=胃腸を助けるにはぴったりの

「根菜たっぷりうるおい&ぽかぽか薬膳スープ」

今日の一品にどうぞ。^^

 

 

 

 

食事も軽く、このスープだけで済ませると、胃腸の掃除になって土用の時期にさらにいいよ〜!

 

 

 

 

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