予定外のカウンセリング。〜ヨーロッパ紀行。その8〜 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

 

ものすっごいイレギュラーだったのだけど、いろんなことが組み合わさって急きょヴェネツィアでカウンセリングをすることに。

 

 

 

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こんな景色を眺めながらカウンセリングは、初めての経験だった。

 

 

イタリアでの不妊治療事情も聞けたりして、

とても有意義で楽しい時間だった。^^

 

仕事も楽しく、ね!

 

 

イタリアでは、不妊治療は保険診療でできる。

体外受精も42歳までは全部含めて500ユーロ(約6万円)、42歳以降は1826ユーロ(約23万円)で受けれるんだって。

ただ、保険でしてもらうためには順番待ちがあって、地域によっては半年待ちとかになるみたいで、そんなに頻繁にできるものでもないみたいだけど。

 

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ただ、ほとんど説明とかもしてもらえなかったり、先生がけっこう適当だったりと、治療を受けるのは大変みたい。。。(先生によるとは思うけど)

 

 

それにしても、

イタリアってローマ法王庁があるので、カトリックの宗教的影響力がすごく大きいんだって。

 

 

だから、人工授精や体外受精が合法化されたのもすごく遅いし、

体外受精しても採卵してできた受精卵は全部戻さないといけない法律があるらしくって、3つ子ちゃんも多いんだとか。(一度に3個までしか受精させたらいけない?←未確認情報)

 

宗教的影響のために、なかなか不妊治療の技術も立ち遅れてるという話も聞いた。

 

 

 

生殖医療は、命の誕生に関わるだけに、どうしても倫理的な問題がついてまわる。

文化や宗教、世代など、ひとそれぞれの倫理観はさまざまで。

技術の進むままに治療をできればそれでいいかというと、そうでのもなくて。

 

赤ちゃんを望むひとの気持ちと、ひとの尊厳としての倫理とのバランスは、時代によって変わっていくとはいえ、

いや変わっていくからこそ難しい問題だなぁと改めて感じた。

 

 つづく

 

 

 

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