不妊治療の特集記事がありました。
「不妊治療に取り組む専門家に聞く
赤ちゃんに出会いたい!
きょうから始める”妊活”」
というテーマでした。
地元島根の専門家ということで、
内田クリニックの医師 内田昭宏先生
aya母乳育児相談室の助産師 坂本亜矢子さん
堀江薬局 薬剤師 堀江昭佳
の三人の記事が掲載されました。
新聞やテレビで紹介していただくと
たくさんの方に知ってもらって
思いを伝えることが出来るので、
本当にありがたいです。
ボクの記事内容をご紹介しますね。
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漢方で妊娠力アップ
漢方では、
女性の体の状態が良いかどうかを判断する時に、
生理はとても大切な要素となります。
生理痛がある人には、
「瘀血(おけつ:血流悪化)」
と
「冷え」
が多く見られます。
痛みがなくて、
経血が明るくてサラサラな『健康生理』を目指しましょう。
そのために必要なのは、
「血流を良くする」
ことと
「温める」
こと。
ストレッチやウォーキング、
腹巻きやカイロを当てるのも良い方法です。
食事ではショウガやネギなどの薬味、
鶏肉、なつめなどの食材が役立ちます。
早く良くなりたい場合には、
やっぱり漢方薬がおすすめ。
妊娠力アップのためには
「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」
「参茸補血丸(さんじょうほけつがん)」
「温経湯(うんけいとう)」
などがよく使われ、
女性のホルモンバランスや体の状態を整えます。
選ぶ際には体質に合わせることが重要です。
また、婦人科の漢方には、
体調を整えると同時に、
ストレスや不安を和らげる効果を持つものも多くあります。
たくさんの子宝カウンセリングをしていて感じるのは、
体調が良くなると心も軽くなっていく方が多い
ということ。
健やかな心と体こそ、
元気な赤ちゃんを授かるためにもっとも大切です。
生理は子宮からのメッセージです。
妊娠にとって大切な生理を見つめ、
心と体を整えることから
はじめの一歩を歩き出してください。
平成25年7月28日
山陰中央新報『りびえーる』より