Sさんのキモチ。 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

42歳で妊娠、43歳で無事に男の子を出産されたSさん。

出産された後、
いただいたメールを
ご了承をいただいた上で、
紹介させていただきます。



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おかげさまで、男児を出産しました。
「帝王切開日は9日後ね」と病院から電話があったのに、
その夜のうちに前駆陣痛が始まり、
耐えられなくなって病院に行ったのが翌午前4時。
そのまま午前7時半から手術されて、
あれよあれよという間に産んでしまいました。



生まれたのは2300gのチビスケでしたが、
1ヶ月をすぎて漸く3000gを超え、
人並みになりました。


落ち着いてから、
部屋の片づけをしていて妊娠に至るまでと、
妊娠中の、がんばった(?)数々の資料をあらためて見返しました。
不妊治療の発端に子宮筋腫をとったときの書類、
県の助成制度の申請書類、
堀江さんからいただいた漢方関係のもの、
病院の書類・領収書、などなど。

この数年、このチビを得るためにこんなにがんばったんだなぁと、
少し客観的に過去の自分を思い返しました。
振り返るとあまりいい思い出ではないけれど、
これらをなんとなく捨てられない気持ちでいます。

チビは男のコだから大人になっても、
当時の私の焦りや絶望の気持ちは理解できないだろうけど、
夫が常に私を理解し、支えてくれていたことは、
いつかチビに話しておかないと、と思います。


友達は「子供ってかわいいでしょ?」というけれど、
勿論かわいいのだけど、
それよりも、
本来生まれなかった筈の子に人生を与えてしまった、
という責任の重さを感じます。

この子が将来、親子喧嘩の際に
「勝手に産んだくせに」
と口答えしたならば、本当に悲しくなると思います。

(もし、よそ様のお嬢さんを婚前に孕ませてしまったらどうしよう、
など妄想の多い私であります)


やっと授かったこどものことは、
「神サマ仏サマからの借り物」で、
ちゃんと育てていつか返すべきであるような感覚があり、
あまり『自分の』分身という気がしません。
夫が私と同じように思っているのかどうかわからないけど…。


この感覚は生まれたときから漠然とあったのですが、
最近、やっと上記のように、
表現できる言葉が見つかったような気がします。
そして、こどもと過ごす日が長くなるにつれて、
最初のこの感覚がだんだん遠のいていくような気がしています。


闘い終わって(?)、あらためて、
堀江さんにお会いできて、
いろんなアドバイスをいただけて、本当によかったと思います。
今後も、私のように悩んでいる人を、
どうぞひとりでも多く助けてあげてください。



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Sさん、ありがとうございました。


治療中の方も、
授かった方も、
ひとりひとりに思いがあって
ひとりひとりに感じるところがあって。

そんなキモチを大切に受け止めれる
カウンセリングをしていきたいと思います。





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