出産された後、
いただいたメールを
ご了承をいただいた上で、
紹介させていただきます。
おかげさまで、男児を出産しました。
「帝王切開日は9日後ね」と病院から電話があったのに、
その夜のうちに前駆陣痛が始まり、
耐えられなくなって病院に行ったのが翌午前4時。
そのまま午前7時半から手術されて、
あれよあれよという間に産んでしまいました。
生まれたのは2300gのチビスケでしたが、
1ヶ月をすぎて漸く3000gを超え、
人並みになりました。
落ち着いてから、
部屋の片づけをしていて妊娠に至るまでと、
妊娠中の、がんばった(?)数々の資料をあらためて見返しました。
不妊治療の発端に子宮筋腫をとったときの書類、
県の助成制度の申請書類、
堀江さんからいただいた漢方関係のもの、
病院の書類・領収書、などなど。
この数年、このチビを得るためにこんなにがんばったんだなぁと、
少し客観的に過去の自分を思い返しました。
振り返るとあまりいい思い出ではないけれど、
これらをなんとなく捨てられない気持ちでいます。
チビは男のコだから大人になっても、
当時の私の焦りや絶望の気持ちは理解できないだろうけど、
夫が常に私を理解し、支えてくれていたことは、
いつかチビに話しておかないと、と思います。
友達は「子供ってかわいいでしょ?」というけれど、
勿論かわいいのだけど、
それよりも、
本来生まれなかった筈の子に人生を与えてしまった、
という責任の重さを感じます。
この子が将来、親子喧嘩の際に
「勝手に産んだくせに」
と口答えしたならば、本当に悲しくなると思います。
(もし、よそ様のお嬢さんを婚前に孕ませてしまったらどうしよう、
など妄想の多い私であります)
やっと授かったこどものことは、
「神サマ仏サマからの借り物」で、
ちゃんと育てていつか返すべきであるような感覚があり、
あまり『自分の』分身という気がしません。
夫が私と同じように思っているのかどうかわからないけど…。
この感覚は生まれたときから漠然とあったのですが、
最近、やっと上記のように、
表現できる言葉が見つかったような気がします。
そして、こどもと過ごす日が長くなるにつれて、
最初のこの感覚がだんだん遠のいていくような気がしています。
闘い終わって(?)、あらためて、
堀江さんにお会いできて、
いろんなアドバイスをいただけて、本当によかったと思います。
今後も、私のように悩んでいる人を、
どうぞひとりでも多く助けてあげてください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Sさん、ありがとうございました。
治療中の方も、
授かった方も、
ひとりひとりに思いがあって
ひとりひとりに感じるところがあって。
そんなキモチを大切に受け止めれる
カウンセリングをしていきたいと思います。
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